【2025年最新】ブリの漁獲枠規制情報!クロマグロに続き船釣りへの影響は

水産庁は2月13日、スルメイカとブリの漁獲量に上限「漁獲枠」を導入することを決定しました。

水産資源の保護が深刻な課題となるなかで、取り過ぎを防ぐための措置とみられます。

直近のブリの漁獲量は9万3千トンと、ここ数年ブリの漁獲量は漁獲枠に届かない水準で、当面は職漁(漁業)に与える影響は限定的と見られています。

とはいえ、

遊漁(釣り)にとっても、少なからず影響が出ることが懸念されます!

そこで、今回の規制が遊漁(釣り)に与える影響や今後の対策、そしてサステナブルに釣りを楽しむために求められること等について解説します。

漁獲可能量(TAC)ついて

日本周辺での水産物の漁獲量は全体的に減少傾向にあります。こうした中、水産庁は資源管理の強化へ向け「漁獲枠」を設定し、漁獲可能量(TAC:Total Allowance Catch)を制限しており、TAC制度と呼ばれています。

TAC制度では、これまで段階的に対象魚種を増やしており、現在は10魚種が対象となっています。

各々の魚種の漁獲枠は年度ごとの資源評価に基づいて設定され、資源量が増えれば漁獲枠を増やし、資源量が減れば漁獲枠を減らす仕組みです。

TAC制度の導入によって、日本近海における海産物の漁獲量は均衡が保たれており、長期的な漁獲量の改善が見込まれ、水産資源の持続的な保護を目指しています。

職漁(漁業)への影響は?

これまで水産庁では漁獲量を段階的に設定し、将来的に漁獲量の8割を占める魚種で漁獲量の上限設定(TAC)を行なう方針とされています。

多くの漁業者は、漁獲量を制限されることに対して危機感を抱いています。海産物を水揚げして市場に供給する漁業関係者にとっては、収入の減少など生活に直結するため死活問題です。

その一方で、将来的に若い次世代の漁業を考えた場合に、資源が枯渇せずに海産物が獲れることで持続可能な漁業が展開され、漁業者全員が潤うことを望む声も多いようです。しかし、

クロマグロの漁獲規制だけは様相が異なるようです。

先述の通り、クロマグロの漁獲規制は2021年6月に始まりました。クロマグロの漁獲枠は大臣許可の漁船(大型船)にとって有利な配分がされ、青森県の大間のマグロ漁師のような沿岸漁業にとっては今もなお厳しい経営を強いられているのが現状だというのです。さらに、

遊漁船を営む事業者や釣りを楽しむ人間にとっても、船釣りの楽しみが一変してしまいました。

各都道府県では「資源管理方針」を定め、TAC管理を実施しています。

キハダマグロやビンチョウ(トンボ)マグロなどのマグロ類、ブリやヒラマサ、カンパチなど「青物」と呼ばれるブリ類です。言い換えれば、

国土の四方を海に囲まれている日本ですが、海産物の70%以上が輸入物や養殖物という現実。

ところが、近年国内における消費の減少、所謂「魚離れ」といわれる一方で、国際的な需要は高まりを見せています。

海外からの旅行者が単月で378万人と過去最高を達したとの報道もあり、空前の「日本旅行ブーム」が到来しています。

まとめ-漁獲量制限の本質について考える

今回、新たに設定されたブリの漁獲可能量(TAC)について取り上げました。しかし、ただ単に漁獲量を制限するだけで、将来的にブリの持続的、安定的な漁獲が実現できるのでしょうか!?

答えは「NO!」です。

これまで約30年間釣りを楽しんできた私から見ても、TACの設定は本質的な解決には繋がらないと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、ブリは出世魚と呼ばれ、ワカシ・ツバス➜イナダ・ハマチ➜ワラサ・メジロ➜ブリと、成長するにつれ名前が変わります。

船釣りの対象はおもにイナダ・ハマチ以上になりますが、幼魚であるワカシ(ツバス)や若魚であるイナダ(ハマチ)サイズは即リリースすべきだと考えます。つまり、

これはクロマグロやトラフグ等についても同様のことが言えます。

クロマグロの幼魚は一般的に「メジマグロ」とか「メジ」と呼ばれます。メジマグロは10キロ未満のクロマグロの幼魚で、キハダマグロやブリ、カンパチといった青物釣りの外道として釣れる魚種です。

本来クロマグロは30キロ未満はリリースすることが義務付けられていますが、「外道」として釣れたメジマグロがリリースされたという話はあまり聞きません。つまり、

遊漁者(釣り人)としての私たちにとっても、幼魚や若魚をリリースするというモラルを持つことが求められているのです。

船釣りに出かけると、決まって年配のベテランの釣り師から「昔はもっと釣れたのによ!」なんて嘆き節が聞かれることも多いと思います。もっとも、私自身もその一人なのですが…

今後そうした事態に陥らないためにも、

釣り人みずから、海産資源の持続的な確保を考えなければいけない時代が到来したのだとつくづく痛感します。

関連記事

[adcode] 2024年6月1日(土)より再び解禁されたクロマグロ釣りは、6月4日(火)迄のわずか4日間で早々に禁漁となりました。マグロファンにとっては大変残念なニュースですが、持続可能なマグロ釣りの一環として、以下の点に留意下さい[…]

Please follow me!
>Sanook Sanook Fishing!

Sanook Sanook Fishing!

We would like to make it the best fishing site in Japan that is useful for those who are beginner of fishing and fishing freaks. We would appreciate it if you could contact us. Thank you.

CTR IMG