【最新釣り情報】外房大原沖のヒラメ、ラストスパート!コンスタントな釣果で寒さも吹き飛ぶ!

外房のヒラメが終盤戦を迎えています。例年この時期には特大ビラメも上がっていますが、何といっても外房のヒラメ釣りは、アブレ無しで安定した釣果が期待できるところが魅力です。つまり、

初心者でも最短距離でヒラメをGET出来るのです!

実際私も2回釣行して毎回3~4枚と確実にゲット!外房のヒラメ釣りは実質5月のGWまでが釣り期。これから終盤を迎え、ラスト・ワンチャンスに期待がますます高まります!

そんな中、外房から続々とヒラメの好釣果の便りも聞かれており、お早めの釣行がおすすめです!

この時期のヒラメは「寒ビラメ」とも呼ばれ、肉厚で脂がたっぷり乗って旨味が凝縮しています。そのぶん、大判ヒラメや座布団ヒラメと言われる大物と出会える確率も高まるのです。

竿やリールなどタックル構成は至ってシンプル!付けエサの活きたイワシを投入して、あとは待つだけです。

ぜひこの機会に、外房でヒラメ釣りを始めてみませんか?

外房・大原沖のヒラメ終盤戦!禁漁間近で大ヒラメを狙う絶好期到来!大ヒラメを釣る3つのポイント!

外房の大原沖ヒラメ釣りは、10月1日に解禁となり5月6日までが釣り期となります。例年3月中旬頃から禁漁間近になるにつれ大型のヒラメがフィーバーし、多くのファンから「ヒラメ祭り」とも呼ばれるほど名物なのです。

そのヒラメ釣りも今年に入ってコンスタントに釣れ続いており、日並み次第では5キロオーバーの大物も上がっているようです。ポイントは10m程度の浅場から60m前後の深場までと広い範囲を探るため、フレキシブルに対応できるタックル構成が求められます。

外房大原沖でのヒラメ釣りは、船の片舷に風を当てて潮と風に任せて自然に流す「横流し(ドテラ流し)」が基本ですが、潮況次第では駆動した状態でスパンカーを入れる「エンジン流し」の場合もあります。横流し釣りは広範囲を探ることが出来て、釣り座に有利・不利がないため初心者でもベテランでも均等にチャンスが与えられます。

ただし、大原沖に限らず外房全般において西寄りの風にはめっぽう強いのですが、北寄りとくに北東の風が吹くと時化となり釣り辛く、最悪は出船できる機会が減ってしまうのが難点。なるべく事前に天気予報と睨めっこして釣行計画を立てると良いでしょう。

外房大原港へのアクセスは後ほど解説しますが、都内から車で2時間程度あれば十分行ける距離です。何より房総半島の魅力は、土日でもあまり渋滞しないことです。このためまるまる一日潰さず、休息の時間も取れるので休日にたっぷり英気を養えますよ!

あとは、釣果次第ではないでしょうか!?笑

外房・大原港へのアクセス

外房の沖釣りのメッカ、大原漁港。大原漁港はヒラメに限らずマダイやショウサイフグ、そしてイカや青物など季節に応じてさまざまなターゲットを求めて、各地から大勢のアングラーが集います。

もちろん釣りだけでなく、大原産のマダコやイセエビは千葉ブランドの水産品として認定され全国的にも高い評価を得ており、豊富な海の幸や山の幸にも恵まれ、毎週日曜日には港の朝市も開催されています。

釣りだけでなく観光も楽しめるので、ご家族と宿泊を兼ねての釣行もおすすめです!

出船時間が早朝4時前後と早いため車でのアクセスが最も便利です。なおアクセスの詳細は、下記の「ショウサイフグ釣りのページ」でご紹介していますのでご覧ください。

■電車の場合
東京駅JR外房線特急ビューわかしお号を利用した場合約80分

❶ 東京➜(特急わかしお)➜大原 約72分

❷ 東京➜(総武線快速)➜大原 約115分

■車の場合
❸ 京葉道路(または東関道)➜東金有料道路(東金IC)➜九十九里有料道路➜国道128号

❹ 京葉道路(蘇我IC)➜外房有料道路➜県道21号
❺ 東京湾アクアライン➜首都圏中央連絡道(市原鶴舞IC)➜国道297号(大多喜経由)

タックルと仕掛け

タックル

外房大原沖のヒラメは浅場から深場まで広範囲を狙うため2メートル前後のMHクラス以上のロッドが理想です。オモリ負荷は40号~120号と、あらゆるシーンで狙えるタックル構成が必要です。私自身以前はダイワのリーディングXゴウインシリーズでマダイやワラサ、ヒラメなどすべて通していましたが、現在では同社のメタリアシリーズが良いかと思います。手持ちが無い場合は、

あえてヒラメ専用の竿を用意する必要はありません。

ワラサかマダイ用の竿で、6:4または7:3調子のものがあれば代用可能です。

6:4調子および7:3調子の竿は、波があるときに船の上下動を吸収し、仕掛けを安定して流すことに優れ、ヒラメの食い込みを高めることが出来ます。

リールは中型の両軸リールで、ギヤ比が高くドラグ性能の高いものを選びましょう。個人的にはシマノの「オシアジガー」が最もおすすめで、ダイワならば「バサラ」といった両軸リールも使い勝手は良いかと思います。

リールにはPEライン2~3号を150m以上巻いておきましょう。とくに潮が速いときは道糸が潮の影響を受けるため、なるべくダイレクトにアタリが取れる細いラインが有効です。

仕掛け

仕掛けは先糸としてフロロカーボンの8号を1mほど取り、親子サルカンを結びます。親子サルカンは4✕5位のサイズが良いでしょう。ハリスの長さは、風が強く潮が速いときは90cm~1mと長めにとり、逆に流れが遅いときは50~70cmと短めにとるのが基本です。

横流し釣りでは、仕掛けを落ち着かせるため捨て糸の調整も重要です。仕掛けが引っ張られるとイワシが浮き上がってしまうため50cmを基本とし、潮況に合わせて調整しましょう。

また横流し釣りでは、潮況や風上側の釣り座と風下側の釣り座でこまめに付け替える必要があります。風上の場合は50~80号前後の軽め、風下の場合は80~120号と重めのオモリを付けるのが基本です。

オモリの号数は船長が当日アナウンスしてくれるので、予約の段階で事前に各号数のオモリを数個ずつ用意しておくと安心です。また船宿でヒラメ専用の仕掛けセットも常備しているので、初心者や初めてヒラメ釣りをする方は、セットの方での購入がおすすめです。

エサ

つけエサはマイワシです。また入荷状況によってはシコイワシ(カタクチイワシ)の場合もあります。どちらも、付け方は親バリは口掛けで孫バリは腹掛けが基本ですが、シコイワシはマイワシよりもエサ持ちが悪いため、取り扱いには注意しましょう。また、付けエサは

一投ごとに新しいもの(新鮮なイワシ)に替えること!

が大切です。マイワシの場合は親バリを口の中から鼻先に刺し抜き、シコイワシの場合は下アゴから上アゴに通し刺しにするのが良いでしょう。時期によってイワシのサイズが異なることがあるため、船長からアドバイスをもらうと良いでしょう。

エサの付け方

つけエサのイワシはとてもデリケートな魚です。エサを付ける際にはかならず海水で手を濡らしてから行ないましょう。それでは手順を説明します。

  1. 両手を海水に浸してから、イワシを丁寧に包むように持つ
  2. 親バリのハリ先を口の中に入れる
  3. 上アゴの鼻孔の硬い部分にハリ先を出す
  4. 孫バリをイワシの肛門付近に刺す(刺すのは1本

釣り方

船長の合図とともに仕掛けを投入します。ヒラメ釣りでは仕掛けの投入が大切です。とくに横流し釣りでは早めに仕掛けを着底させるほど釣果がアップすると言われているほど。投入でもたつくとオマツリの原因にもなるので注意が必要です。

オモリが着底したら、まず底ダチをとってリールを巻いて糸フケを取ります。船が波で下がるとオモリが底にトントンと叩かれる程度の位置まで道糸を巻き上げます。仕掛けが落ち着いたら、

竿と道糸の確度をつねに90度に保つのがコツです。

しばらく待ってアタリが無い場合は底ダチを取り直します。ただしここでオモリが浮き上がらないように、竿と道糸の確度を意識しながら調整します。横流し釣りではつけエサのイワシを安定して底付近で泳がせることが大切なのです。

ヒラメは両目が上側についています。したがって自分よりも上に位置するエサや上から落ちてくるエサに興味を示します。つまりベタ底ではなく底からやや上の位置でイワシを泳がせるのがポイントです。

アワセ

ヒラメはいったん付けエサのイワシに飛びついた後、ふたたび底付近に戻り捕食します。大型ほど上の方のエサに飛びついてきます。この瞬間、竿先に明確にアタリが出ます。ただしここで慌てて早アワセをしてはいけません。

底でイワシを捕食し始めたと感じたら、竿先を下げ道糸を送り込んでヒラメの捕食を促します。さらにグイグイと強い引き込みがあれば、竿で聞くようにしてアワセを入れるとフッキングする確率も高まります。

ヒラメは掛かるとゴクンゴクンと頭を振るように抵抗します。ヒラメは底から離れることを嫌がるので底から引きはがすように竿をゆっくりと大きく煽りましょう。

たとえ大物の手応えを感じたとしても、道糸を出したりポンピングしたり無暗なやりとりは禁物です。竿の弾力とリールのパワーを活かして強引にゴリ巻きするのがおすすめ。

水面まで浮かせれば、きっと勝利の凱歌が上がるはずです!

ヒラメの締め方

ヒラメやカレイといった扁平な魚を締めたことは経験がない方も多いと思います。最近では神経締めという技もあるようですが、ヒラメは血抜きして塩氷に漬ければ美味しく食べれますよ!

ヒラメは魚体の裏側(白い方)の腹側のエラの付け根の部分に包丁を入れて中骨を半分ほど切ります。さらに尾の付け根部分も切り、同様に中骨を切って塩水の入ったバケツに入れて、生臭さのもとになる血をしっかり絞り出すように抜きましょう。

もっとも船によっては、船上での血抜きはNGだったりするので、かならず船長の了解をとって行ないましょう。

血抜きしたヒラメは、塩氷の入ったクーラーボックスのなかに入れて持ち帰りましょう。塩氷は乗船料込みで無償で提供されていますので、遠慮なく自分のクーラーボックスに詰め込んでください。

それでは、待望の大ビラメをGETして思い切り寒さを吹き飛ばしてください!

外房大原港・ヒラメ船おすすめ5選

これから大ビラメが大いに期待できる、もっともホットな船宿をご紹介します。どの船も腕利きの船長ばかりで甲乙つけ難いですが、ぜひお早めのご予約を。

春栄丸    ☎0470-62-1098
富久丸    ☎0470-62-0330
長栄丸
    0470-62-1809
臼井丸    090-1121-6537
義丸     ☎070-4145-8837

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