【2024年度】クロマグロ釣り最新情報!

6月1日(土)より再び解禁されたクロマグロ釣りは、6月4日(火)迄のわずか4日間と早々に禁漁となりました。マグロファンにとっては大変残念なニュースですが、持続可能なマグロ釣りの一環として、以下の点に留意下さい。詳しくは水産庁のホームページをご覧ください。

4月1日、いよいよクロマグロ釣りの解禁です!

全国の漁業関係者の方々をはじめ、多くのファンにとっても待望のクロマグロ釣りがスタートします。

例年3月になると、活きエサの泳がせ釣りやルアーのキャスティング等の準備に余念がないアングラーの方々もさぞかし多いことと思います。

タックルや仕掛けなどのメンテナンスはクロマグロ釣りの基本中の基本。

竿やリールに問題はないか?道糸(ライン)やハリス(リーダー)にキズはないか?ハリ(フック)は錆びていないか?等々、新年度を迎えてチェックすることは山ほどあります。

本命がヒットすれば、猛烈な勢いで200~300メートルは確実に道糸(ライン)が引き出されてしまうクロマグロ釣りでは、タックルや仕掛け一つ一つにクロマグロの重みがのしかかります。

すでにご存じの方も多いと思いますが、

毎年クロマグロ釣りには漁獲高の制限が決められ、規定量を超えて釣ることは出来ないため、年々早いもの勝ちの要素が強い傾向にあります。

とはいえ資源保護の観点からすると、クロマグロは希少な魚種として、漁業関係者にとっても遊漁船にとっても、末永く漁獲していくためにはこうした措置は必要不可欠です。

そこで今回は、マグロ解禁に向けて、

2024年度のクロマグロ釣りに関する最新情報をお届けします。

2024年度クロマグロを対象とする遊漁者・遊漁船業者の規制

2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるクロマグロ釣りを行なう遊漁者および遊漁船事業者に対しての規制が、水産庁からすでに発表されています。

2024年度の全体の採捕総量は40トン!

前年(2023年度)と同じ数量ですが、単月(期間)ごとの採捕数量が変更しているのが特徴です。これは前年の漁獲実績に基づいて改正されたものと思われます。さらに、

釣果の報告義務の期間も短縮されており、遊漁船や遊漁船で釣りを行なう釣り人にとってもより厳格化されたといって良いでしょう。

また、その他細則(クロマグロの販売)にも留意する必要があります。釣れたクロマグロは自分たちで食べる分には問題ありませんが、飲食店や鮮魚店に販売したり自ら経営する飲食店で提供する場合なども、罰則が科せられるのです。

2024年度の規定については以下の通りです。詳しくは水産庁のホームページをご覧ください。

まずはこうした規制があるという実態をあらかじめ認識して頂けると幸いです。

(水産庁ホームページより)
  1. キャンセル可能
    規定量に達した場合は予約キャンセル可能
    チャーターの場合、キャンセルできる船はほとんどありません。

  2. キャンセル不可(他の釣り物に変更)
    キハダマグロやヒラマサ、カンパチ等に狙い物を変更して出船
    全国的に釣り物変更の船が大半です。
  3. キャンセル不可(クロマグロ全てリリース)
    クロマグロ釣りで出船するがすべてリリース
    大物のクロマグロを釣ってもキープできません。
  4.  キャンセル不可(次月以降に日程変更する)
    規制が解除された次月以降に日程変更して出船

    ただし出船可能日があれば…

かねてから、スプールに道糸と直結されたままの状態のリーダーは結び目が劣化していたり、巻きグセがついていたり、実釣時にトラブルの原因になりかねません。このため、

2024年版クロマグロ釣りシーズン展望

2024年度のクロマグロ釣りの解禁もいよいよ間近!

地域によって釣れる時期もさまざま。クロマグロ釣りは総量規制があり個体数が少ない分、専門で狙う船も少ないのが実態です。

すでに事前予約を受付けている船も多く、一部の船は満席で予約が取れない状況も!!

もちろん例年同様、単月ごとにクロマグロの漁獲量がアップデートされ、漁獲制限を超えた場合は予約した日に釣行できず止むなくキャンセルなんてことも大いにあり得るのです。

とはいえ、クロマグロ釣りを生業とする遊漁船では、前記のルールに則って適正に運営していくことが求められます。

ここでは、全国のクロマグロ釣りにおける現況と例年のデータを踏まえ、2024年度の傾向と対策をサマリーしました。ぜひクロマグロを仕留める第一歩になれば幸いです。

全国概況とおすすめの遊漁船

■北海道(道南エリア)

北海道では函館(海峡)や積丹沖の道南エリアがクロマグロ釣りの主戦場です。

トップシーズンは例年7月から10月の約4ヶ月間。

函館沖津軽海峡の「海峡マグロ」や積丹沖の「積丹マグロ」が有名で、盛期にはどの釣り船も満員御礼の大盛況です。

すでに今月の段階で連日定員に達している船も多く、早めの予約が必至!

例年海峡側から釣れ始めて、その後積丹方面でも釣れ出すのが一般的なパターンです。

釣り方はキャスティングやジギングがメイン。また一部のチャーター船(仕立船)では活きエサ釣りもできるようです。

トップシーズンは海面に沸き立つクロマグロのナブラに大興奮!北海道のクロマグロ釣りは、キャスティング・ファンにとっておすすめのフィールドです。

⛵北海道(道南エリア)の遊漁船

北海道(道南エリア)でおすすめのクロマグロ遊漁船をご紹介します。詳細は各船宿にご確認ください。

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■青森県(津軽海峡)

青森といえば「大間のマグロ」が有名ですが、遊漁船のクロマグロ釣りは津軽半島の龍飛崎沖から下北半島の大間沖にかけてがおもなポイント。

釣り期は例年7月から12月にかけての約半年間。

津軽海峡は潮の流れも速く、日並みによっては100キロオーバーの良型クロマグロが続々ヒットするだけあって、シーズンには全国のクロマグロファンで賑わいます。

2024年度の予約も満員御礼の船数も多数!早めのご予約がおすすめです!!

近年はキャスティングが大人気メインのクロマグロ釣りですが、一部の船では活きたイカエサで狙う船もあるようです。

⛵青森県津軽海峡エリアの遊漁船

青森県津軽海峡でおすすめのクロマグロ遊漁船をご紹介します。詳細は各船宿にご確認ください。

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■東北エリア(日本海側)

秋田県能代沖から山形県飛島近海、庄内浜沖にかけての日本海側は、クロマグロの回遊ルートが南北に連なり、絶好のクロマグロ漁場を形成しています。

クロマグロの釣り期は6月から10月頃まで。

秋田から山形にかけての日本海側は、クロマグロだけでなく真鯛やブリやヒラマサなどの魚影も非常に濃いわりに、遊漁船の数が少ないだけに今後の伸びしろが大いに見込めるエリアです。

釣り方は専らキャスティングが主流。予約の際はかならず釣り方やタックル・仕掛けなど確認しておきましょう。

⛵東北エリア(秋田県・山形県)の遊漁船

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■関東エリア(大島近海~相模湾沖)

⛵関東(大島沖~相模湾沖)の遊漁船

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第八はら吉丸  村上瀬波港
SeaHeart村上マリーナ
シートランス  新潟東港
RIPPLE  新潟網代浜港
八海丸     上越有間川港

幸丸      鷹巣
海運丸     福井新港
EBISU   田井宮津港
宮本丸2    舞鶴港

■山陰エリア(見島沖~八里ヶ瀬)

山口県萩市の沖合45キロに浮かぶ見島周辺と島の北側に位置する八里ヶ瀬は、西日本を代表する屈指のクロマグロの絶好ポイントです。

かつてはクロマグロ釣り大会も開催されるほど賑わっていましたが、現在は規制ともあいまって以前ほど盛況ではないようです。

山口県見島や八里ヶ瀬のクロマグロ釣りの盛期は9月から12月。

現地では、オキアミを大量にコマセて狙う流し釣りが有名。クロマグロキャスティングや泳がせ釣りも行なわれており、リクエスト次第でいろいろな釣り方が楽しめます。

遊漁船としてクロマグロ釣りが比較的早い段階で確立した山口県では、現在もなおマグロを専門に狙う船も多く、関西や中四国地方などから大勢のファンが通う場所です。

⛵山陰(山口県)の遊漁船

山陰エリア山口県でおすすめのクロマグロ遊漁船をご紹介します。詳細は各船宿にご確認ください。

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■九州エリア(福岡・長崎:壱岐対馬~七里ヶ曽根)

福岡県から長崎県にかけて広がる玄界灘もまたクロマグロ好釣り場です。

とくに壱岐島・対馬や両島の中間にある七里ヶ曽根は天然の漁礁が広がり、クロマグロが回遊する場所として有名です。

玄界灘のクロマグロ釣りの盛期は9月~11月頃。

最近はキャスティングの釣り人で賑わっていますが、活きエサの泳がせ釣りも出船しており、さまざまな釣り方が楽しめます。クエ(アラ)やブリ、ヒラマサといった大物釣りに精通している船長も多く、安心して釣りが楽しめるのが魅力です。

遊漁船の出船場所は、福岡県から佐賀県、長崎県と3県にまたがり、遠征する場合は観光や温泉を満喫しながらクロマグロ釣りを楽しむのもおすすめです。

⛵玄界灘(福岡・佐賀・長崎)の遊漁船

福岡県から長崎県(壱岐・対馬~七里ヶ曽根)にかけておすすめのクロマグロ遊漁船をご紹介します。詳細は各船宿にご確認ください。

武蔵丸     福岡港
       福岡港
KAZUMARU神湊港

ロッソ     奈多港
達喜丸     加布里港
サンライズ   呼子港
大充丸     呼子港
武尊      唐津港
八丸      波多津港
五郎丸     勝本港
くろいわ    厳原港

■沖縄エリア(沖縄本島~石垣・与那国島)

日本最南端にある沖縄エリアは一年中クロマグロが釣れ、水揚高も全国でトップクラス。しかも漁場が港から近いため、クロマグロ釣りには絶好の環境。釣り場は沖縄本島周辺から石垣島や与那国島までと広い範囲にわたります。

沖縄エリアのクロマグロ釣り盛期は4月から9月!

沖縄で釣れるマグロは、クロマグロをはじめキハダやビンチョウ、メバチなど種類も豊富。クロマグロを釣る場合は沖合いに出て釣るのがセオリー。

チャーター船(仕立船)はリクエストに応じて泳がせ釣りからキャスティングまで幅広い釣りが可能。ただし一船貸切りのため団体やグループでの釣行がおすすめ。レンタルタックルも充実しているため、安心して釣りが楽しめるのが魅力です。

⛵沖縄エリア(沖縄本島・石垣島・宮古島)の遊漁船

沖縄本島、石垣島、宮古島でおすすめのクロマグロ遊漁船をご紹介します。詳細は各船宿にご確認ください。

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(釣ったマグロを捌いてもらう)
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