朝晩は冷え込むものの、日中は次第に暖かく感じられるようになってきた今日この頃。「三寒四温」で季節は着実に春に向かっており、絶好の沖釣りシーズンももうすぐ。
そこで今回は、大人気の沖釣りターゲットである真鯛(マダイ)釣りにフォーカスし、船からのマダイ釣りの釣り方や仕掛け、おすすめの船など基本的な攻略法を解説します。
「いつ・どこで・どのように釣ったらイイの!?」
皆さん、大いに気になるところだと思います。
とくに、これから本番を迎えるマダイの乗っ込み時期は、初心者や入門者でも比較的簡単に釣ることが出来て、かつ5キロオーバーの大型真鯛を狙える絶好のシーズン!
そんななかで、初心者に最もおすすめなマダイの釣り方は、
船のコマセ真鯛(マダイ)釣りやひとつテンヤにタイラバ!!
そこで真鯛を最短距離で釣るために、関東や東海地方を中心に、全国の釣り場によって異なる釣り方や仕掛け、地域別の釣況、おすすめのマダイ船について、基本的な事項を解説します。
真鯛(マダイ)について
四方を海に囲まれた日本にあって、真鯛は古来から日本の食文化だけでなく文化そのものにおいて重用されてきた魚です。現に「鯛」といえば真鯛を意味し、さまざまな儀式や正月のお祝い膳など特別な魚として扱われています。
「腐っても鯛」とか「海老で鯛を釣る」といったことわざがあるように、真鯛は私たち日本人の暮らしに深く根付いている魚なのです。棲息する地域も北海道から沖縄まで日本全土にわたり、全国の家庭の食卓でも、釣りのターゲットとしても大人気!
マダイ釣りでは、船から釣るコマセ釣りやテンヤ釣りが一般的でしたが、近年はタイラバ(鯛ラバ)といわれるルアー釣りも盛んに行われています。
初心者はコマセ釣りやひとつテンヤ、タイラバがおすすめ!
とくに乗っ込みシーズンは数が釣れて大型の真鯛を釣るチャンス!
マダイは大変縁起の良い魚です。ぜひこの機会に「おめで鯛」をたくさん釣りまくりましょう!
真鯛(マダイ)釣りシーズン展望とおすすめの船一覧
真鯛(マダイ)は周年釣れる魚です。とくに3月から6月にかけては「乗っ込み」とも呼ばれ、真鯛が産卵期前に荒食いするため初心者でも比較的簡単に釣れ、大型マダイが釣れる絶好のチャンスです。
また9月から11月にかけての秋季は、中小型のマダイが数釣れるシーズンで、日並みによっては好漁に恵まれ、沖釣り入門にも最適な釣り期です。ただし、
真鯛釣りの盛期や乗っ込み期は地域によって異なります。初心者や入門者にとっては、まず地域ごとの釣り期を正確に把握した上で釣行するのが、真鯛を釣る最短距離といっても過言ではありません。
ここでは現況と例年のデータを踏まえ、船マダイ釣りが行われている全国の主要地域における真鯛釣りの傾向と対策をサマリーしてみました。
気象条件や海況など年や地域によって変動しますが、おおよその目安として少しでも参考になれば幸いです。
マダイの釣り方と仕掛け
真鯛(マダイ)釣りには、おもに3つの釣り方があります。
全国的にマダイ釣りの王道ともいえる、コマセを使ったコマセ真鯛釣り。テンヤ仕掛けに活きたエビをつけて狙うテンヤ真鯛。そして、近年人気沸騰中のタイラバ(鯛ラバ)です。さらにウタセマダイ釣りやチョロ釣りなど、季節や地域によってさまざまな釣り方があります。
コマセ真鯛釣りも、テンヤ真鯛も、鯛ラバも1本の竿で完結します!
マダイ釣りは、地域や船に合わせてイチバン旬な釣り方を選択し、釣り方に応じたタックルや仕掛けをそろえて、季節や地域によって釣れている船を探すのがポイントです!
釣り方によっては、季節や地域に応じてタックルと仕掛けはさまざまですが、ここではそれぞれの釣りの基本タックル&仕掛けをご紹介します。
それでは、真鯛(マダイ)の3つの船釣りについて、釣り方と仕掛けを解説いたします。
(1)コマセ真鯛釣り
①釣り方
コマセを使った真鯛(マダイ)釣りは、全国的に最もオーソドックスでポピュラーな釣り方です。
一般的には、テンビンにオキアミ等のコマセを入れたカゴやビシを装着し、つけエサを付けた1~2本バリの仕掛けとコマセを同調させて、マダイに食わせる釣り方です。
コマセ真鯛釣りは、コマセやつけエサを使用するため、マダイを高い確率で釣ることができますが、
ポイントはタナを正確に合わせること!
とくに春の乗っ込み期の大物狙いや秋の数釣りシーズンでは、コマセ真鯛釣りは高いパフォーマンスを発揮します。
②仕掛け
コマセ真鯛釣りは、竿は6:4や7:3調子で2.5~3メートルの長竿が適しています。もっとも、
テンヤ真鯛やタイラバも楽しみたい方は、2~2.5メートルで73調子の汎用竿がおすすめです!
小型の電動リールに道糸2~3号を最低200メートル以上巻いて、中小型のテンビンにコマセカゴやビシを取り付けます。
仕掛けは、地域や船によって千差万別で、フロロカーボンのハリス3~4号を6~10メートルとり、ハリは真鯛針の9~10号やチヌ針の4~6号、針数は1~2本針が標準的な仕掛けです。
コマセ真鯛釣りでは、ハリスの長さやハリの号数、その他装飾品などは確実に釣るための重要な要素となるため、事前に船宿に確認しておくと良いでしょう。
(2)テンヤ真鯛釣り
①釣り方
テンヤ真鯛釣りは、テンヤと呼ばれる独特の仕掛けにエビをつけてマダイを狙う完全フカセ釣りです。
繊細なタックルと仕掛けで、マダイとの1対1の駆け引きが楽しめるのが醍醐味。「一つテンヤ」とも呼ばれ、一部の地域では根強いファンが多いのが特徴です。
タックルや仕掛けは非常にシンプル!
コマセ真鯛釣りよりもライトタックルで楽しめるのが魅力で、初心者や入門者にもおすすめです。
テンヤ真鯛釣りも、春の大鯛が釣れる乗っ込み期から秋の数釣りシーズンまで全国的に盛んに行われており、地域や季節によってはテンヤ真鯛専門で出船している船もあるほどです。
②仕掛け
テンヤ真鯛釣りでは、テンヤマダイ専用の竿もありますが、ライトゲームロッドやルアー竿、船用汎用竿でも釣りを楽しむことができます。
リールは中小型の両軸(ベイト)リールかスピニングリール。PE1~2号を200メートル以上巻けるもので、コマセ真鯛釣りも楽しみたい方は、小型の電動リールでも対応は可能です。
仕掛けは、道糸の先にフロロカーボン2~3号のリーダーを3~5メートルとり、マダイ専用のテンヤ(オモリ3~15号)を取り付けるだけです。
仕掛けはシンプルですが、竿の操作が重要になります。誘いをかけたりシャクったりする必要があります。でも、コツを覚えれば、真鯛を釣るのはそんなに難しくありません。
(3)タイラバ
①釣り方
タイラバ(鯛ラバ)は人気沸騰中の釣りで、マダイの船釣りでも主流になりつつあります。
タイラバは、タックルや仕掛けがシンプルで、おまけに釣り方も超簡単!
これまで真鯛釣りというと、いささかハードルが高いというイメージがありましたが、タイラバ釣りによってより身近な釣りになりました。
初心者にとってもマダイ釣り入門に最適な釣りです!
この春の乗っ込み期に向けて、ぜひチャレンジしてはいかがでしょうか!?
②仕掛け
現在、タイラバ専用の竿はメーカー各社から数多く販売されていますが、ライトゲームロッドやルアーロッドでも十分楽しむことができます。長さは2メートル前後のものが扱いやすいでしょう。
リールは小型の両軸(ベイト)リールが理想的ですが、深場を狙う場合は小型の電動リールを使うのも良いでしょう。なるべくギヤ比の高いものがおすすめです。
タイラバの仕掛けは至ってシンプル!
ラインはPE0.8~1.5号に、フロロカーボン3~5号のリーダーを5~10メートル直結し、あとはタイラバをつけるだけ。
タイラバの重さとカラーがこの釣りの重要な要素です。
タイラバは、ヘッド(錘)とスカート、ネクタイの3つで構成され、これらの組み合わせによって釣果が左右されるといっても過言ではありません。事前にヒットカラーの情報を船宿に確認しておくと良いでしょう。
エリア別マダイの攻略法と釣り船
真鯛(マダイ)釣りは、船釣りの中でも全国的にスタンダードな釣りです。ただし、
地域によって釣り期(盛期)が異なります。
また、場所やポイントによって釣り方や仕掛けもさまざま。地域によっては独特の釣り方があるので、それぞれの特徴を把握することが大切です。
ここでは今春の真鯛釣りを視野に入れて、実際これまで現地の船長にヒヤリングした内容を踏まえた上で、各地域の真鯛(マダイ)釣りのポイントを解説します。
■東北(青森・秋田・山形・宮城)
①傾向と見通し
東北地方は真鯛(マダイ)釣りの宝庫で、青森から日本海側の秋田・山形、太平洋岸の宮城・福島などのほぼ全県で釣ることができます。
東北地方の船マダイ釣りは、全般的に釣り期がやや遅い傾向で、各地域によって異なります。
まず3~4月に「春マダイ釣り」が山形県や秋田県南部の日本海側で始まり、6~7月に宮城県で盛期を迎え、その後10~11月に青森県や秋田県北部で越冬前の荒食いシーズンで一年が終了します。
つまり、東北地方の各県をローテーションすればほぼ一年中真鯛釣りが楽しめます。
東北の真鯛釣りは、盛期になると良い日には一人20尾以上の爆釣も訪れ、90センチオーバーの特大サイズも釣れるのが魅力!
場荒れしてないぶん、まだまだ伸びしろが期待できる東北の真鯛釣りはこれからが楽しみです。
②対策&攻略法
東北の船マダイ釣りは、タイラバ&タイジグといったルアー釣りや、宮城県など一部の地域ではひとつテンヤ釣りが盛んに行われています。
東北で圧倒的に人気な真鯛釣りはタイラバとタイジギング!
「マダイジギング」は関東ではあまり耳慣れない釣り方ですが、いま流行りのSLJ(スーパーライトジギング)のひとつで、マダイ専用のメタルジグを使ったルアー釣りです。
タックルはタイラバと共用することが可能で、リーダーの先にマダイ専用のジグをつけるだけ。
釣り方は、タイラバと同様にリールをタダ巻きするだけで楽しめますが、潮況によってジャークを入れるのも効果的です。
東北のマダイ釣りでは、タイラバだけでなくマダイ専用のメタルジグも持参するのがおすすめです。
③東北地方でおすすめの真鯛船
東北地方(青森・秋田・山形・宮城)のおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛けなど詳細は事前にチェックしておきましょう!
1.青森県沿岸はマダイ釣りの北限とされ、陸奥湾一帯周辺は大型マダイの宝庫である2.釣り期は5月から6月にかけて最盛期だが、10月~12月の秋冬シーズンも見逃せない3.釣り方はジギング&タイラバがメインで、一つテンヤ釣りな[…]
1.秋田県は男鹿半島を中心に、能代から飛島沖の全域でマダイの好漁場を形成している!2.釣り期は6月から11月にかけてとやや遅めだが、日並み次第では数・型ともに有望3.釣り方はジギングとタイラバが主流で、コマセ[…]
1.山形県は、飛島・酒田沖・粟島といったマダイの好釣り場を形成している2.釣り期は2月後半~4月の春真鯛と、10~11月の荒食い期に最盛期を迎える!3.コマセ釣りが盛んな地域だが、近年はタイラバや一つテンヤでの実績が高い[…]
1.宮城県のマダイ釣り船は 30 件2.宮城県仙台湾は太平洋側でマダイ釣りの北限とされている3.おもな釣り場はは塩釜沖から名取沖の全域で、マダイの好ポイントが点在する4.釣り期は6月下旬から11月頃までと短く、秋シーズン[…]
■関東(茨城~千葉外房・南房)
①傾向と見通し
関東の茨城から千葉外房・南房にかけての真鯛釣りの盛期は、5月から7月にかけてとやや遅めです。
茨城~外房・南房では、ひとつテンヤ真鯛釣りが主流。
ひとつテンヤは活きたエビ餌で狙うため、エサの入荷時期に合わせて開幕するのが一般的です。
今季はすでに出船している船もあり、数はぽつぽつ釣れているものの小型サイズが多い模様。狙うタナは30~60mと浅ダナ中心で、釣れるサイズもアベレージで2キロ前後と釣り味は抜群です。盛期になれば5~6キロクラスも高確率で釣れ、良い日は2ケタ釣る人もいるほど。
ひとつテンヤで大型真鯛を狙うなら、茨城~千葉外房・南房エリアがおすすめです。
➁対策&攻略法
タックルは、2メートル前後のひとつテンヤ専用竿やライトゲームロッドまたはルアーロッドで、64か73調子の穂先の感度の良いもの。リールは小型のベイトリールか中型のスピニングリールがベストマッチです。
リールには、道糸PE1~2号を最低200メートル以上巻き、フロロカーボン2~3号のリーダーを3~5メートルとり直結し、5~15号の真鯛専用のテンヤをつけるだけの超軽量な道具立てです。
ひとつテンヤは、伝統的な釣法で独特の釣り方をするため難しそうに思いますが、初めての方でも心配無用。エサのつけ方からシャクリ方、アワセ方とじっくりレクチャーしてもらえます。
シャクリ方はエビが海底を跳ねる姿をイメージするような感じで、コマセマダイ釣りとはまた釣趣で、真鯛がヒットしたときのダイナミックな感触は堪りませんよ!
③茨城~千葉外房・南房でおすすめの真鯛船
茨城県および千葉県外房・南房のおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛けなど詳細は事前にチェックしておきましょう!
1.茨城県のマダイ釣り船は 66 件2.ポイントは日立沖から大洗沖にかけて、マダイ釣りの好漁場が広範囲に存在する3.釣り期は春と秋の2シーズン!盛期には良型中心にツ抜け達成も夢ではない!4.釣り方は一つテンヤ釣りが主流![…]
1.マダイは、千葉県の外房・南房・内房の全域で一年中釣れる船釣りの大人気ターゲット!2.大ダイ狙いは春の乗込み期、数釣りは秋冬、ワラサ等青物も狙うなら夏~秋がおすすめ3.地域によって釣り方が異なるため、釣行先に合わせたタ[…]
■関東(東京湾:千葉内房~神奈川剣崎沖)
①傾向と見通し
首都圏の沖釣りで人気の東京湾は、関東を代表する真鯛(マダイ)釣りのメッカです。
東京湾の真鯛釣りの盛期は、例年4月中旬頃にスタートしてGW(ゴールデンウィーク)前後から本格化し、7月中旬頃まで続きます。
東京湾のおもなマダイ釣り場は、千葉県内房や神奈川県三浦半島の剣崎沖にかけてと広範囲で、乗っ込み時期も内房方面から先に始まり、やや遅れて剣崎沖でスタートするのが特徴です。
内房の真鯛釣りスポットのなかでも一番の大舞台といえば冨浦沖の象背根。いっぽう剣崎沖の一級ポイントとしては松輪瀬が有名で、年間を通して大勢のマダイファンが訪れる場所です。
トップシーズンの真鯛釣りでは水深40~70メートルと浅場が主体。初心者にとってマダイ釣り入門にも最適なポイントといえるでしょう。
例年コンスタントな釣果を見せており、釣れるサイズは1~3キロ級が中心ですが、5キロオーバーの大型も姿を見せ、数・型ともに有望なエリアです。
➁対策&攻略法
コマセ真鯛釣りは東京湾のマダイ釣りで最も盛んな釣りです。
コマセ真鯛釣りは、5:5や6:4の胴調子で2.5~3メートルの長竿に中小型の電動リール。道糸は2~3号でハリス3~4号に、ハリは軸の太いマダイ針4~5号を使用するのが一般的です。
東京湾の船では、タナは魚探の反応を見ながら底からの位置で指示が出されるのが一般的です。仕掛けが着底したら、きっちりとタナ取りすることが大事です。
釣り方は、ビシが着底したら2~3回強くかつ鋭くコマセを振って、底上6~7mにタナ取りするのが基本。このときコマセを出し過ぎないことが大切です。
通常は、底からハリス分巻き上げるのが基本ですが、乗っ込み期は少し高めにタナを取るケースが多いようです。エサ取りが多い場合は、上目のタナを狙い、こまめにタナを探るのが高確率でヒットさせるコツです。
③東京湾千葉内房~神奈川剣崎沖でおすすめの真鯛船
東京湾千葉県内房および神奈川県三浦半島剣崎沖のおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.マダイは、千葉県の外房・南房・内房の全域で一年中釣れる船釣りの大人気ターゲット!2.大ダイ狙いは春の乗込み期、数釣りは秋冬、ワラサ等青物も狙うなら夏~秋がおすすめ3.地域によって釣り方が異なるため、釣行先に合わせたタ[…]
1.東京23区(湾奥)から出船するマダイ釣り船は少なく基本「遠征船」となる2.ポイントは千葉~神奈川と同じで、航程1時間以上かかるため早朝出船がメイン3.釣り期は春から秋にかけて。春の乗っ込み期と秋の荒食い期の2シーズン[…]
1.神奈川県は東京湾剣崎沖や沖の瀬、相模湾茅ケ崎沖、真鶴沖等好漁場があるマダイ釣りのメッカ!2.一年中釣れるが、とくに春の乗込み期や晩秋にかけて数・型が狙える好シーズン!3.地域によって釣り方が異なるため、釣行先に合わせ[…]
■関東(相模湾:三浦半島~湘南・西湘)
①傾向と見通し
神奈川県の横須賀から湯河原にかけ、東西に広がる相模湾もマダイ釣りが盛んです。遊漁船のなかには一年を通してマダイに出船している船もあり、盛期には多くの真鯛ファンで賑わいます。
相模湾の真鯛釣りのトップシーズンは例年5月から7月頃にかけて。
とくに神奈川県西部の小田原から湯河原にかけての西湘エリアは、周年コンスタントにマダイが釣れるポイントとしても有名です。
ポイントの水深は30~70mで、アマダイ・ヒラメ・イシダイ・青物など外道も多彩。マダイ五目として、初心者や入門者にとっても気軽に真鯛釣りを楽しめるでしょう。
➁対策&攻略法
相模湾の船マダイ釣りはオーソドックスなコマセ真鯛釣りが主流ですが、近年はタイラバも盛んに行われています。
タックル構成は、東京湾のマダイ釣りと同じですが、ハリスやハリはやや細めの仕掛けを使用します。
コマセカゴ&ビシは60~80号と当日の潮の速さに応じて使い分けるのが特徴で、ハリス3~4号でチヌ針の3~4号を使うのが一般的です。
③相模湾横須賀・葉山・湘南・西湘でおすすめの真鯛船
相模湾横須賀・葉山および湘南・西湘エリアのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.神奈川県は東京湾剣崎沖や沖の瀬、相模湾茅ケ崎沖、真鶴沖等好漁場があるマダイ釣りのメッカ!2.一年中釣れるが、とくに春の乗込み期や晩秋にかけて数・型が狙える好シーズン!3.地域によって釣り方が異なるため、釣行先に合わせ[…]
■伊豆半島(静岡:東伊豆~南伊豆)
①傾向と見通し
静岡県東伊豆から南伊豆にかけての沖合は真鯛釣りの好ポイントが多く存在します。
マダイ釣りの盛期は4月後半から7月前半にかけて。例年南伊豆沖からスタートし、その後東伊豆沖へ北上するパターンのようです。
東伊豆のマダイ釣りは型狙いより数釣りが楽しめますが、南伊豆では7~8キロクラスの大鯛狙いの方におすすめです。
船真鯛釣りのおもなポイントは、東伊豆は伊東港の真沖から城ケ崎沖。南伊豆は石廊崎から神子元沖の水深50~90メートルとやや深場。
シーズン初期はシマアジやカイワリなどの嬉しい外道も混じり、1~2キロ級が日並みで3~4枚程度上がり、盛期に突入すると良い日に当たれば大型の数釣りも夢ではありません。
おもなポイントは伊東港真沖から城ケ崎沖で、春先は底上9~10メートルにタナ取りすることが多いです。型は1~1.5kgサイズが主体で、日並みでは2~3尾上げる人もいるようです。
➁対策&攻略法
伊豆半島東伊豆および南伊豆の真鯛釣りはコマセ真鯛釣りが主流です。
東伊豆伊東沖は、タナ取りは底からが基本であるのに対し、南伊豆沖では起伏の激しい根回りを攻めることが多いため、タナ取りは水面からの指示が基本です。釣行当日の潮況に応じて船長が的確な指示を出してくれるので、船長の指示ダナを忠実に攻めましょう。
コマセワークは、活性の高い時期はたくさん撒いてマダイの群れを船下に集めるのがポイント。活性が低いときはエサ取りの様子を見ながらポロポロと撒くのがコツです。
ポイントや船によって異なりますが、シーズン初期は底上9~15メートルのレンジを中心に、マダイを浮かせて釣るのがポイントです。とくに、
大型マダイの遊泳層はレンジの上層にいることに注意!
タックル構成や仕掛けは、コマセ真鯛釣りの基本タックルとほぼ同じです。置き竿が基本となる釣り方なので、ドラグの調整は緩めに調整し、大型がヒットした時に備えます。
③静岡県東伊豆・南伊豆でおすすめの真鯛船
静岡県の伊豆半島東伊豆から南伊豆にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.静岡県のマダイ釣り船は 147 件2.伊豆半島一帯から駿河湾や遠州灘にかけて、ほぼ全域がマダイ釣りの好ポイント!3.一年中釣れるが、春の乗込みと秋の荒食い期には大型のマダイを釣るチャンス!4.エリアによって釣り方が異[…]
■東海(静岡県駿河湾~御前崎沖)
①傾向と見通し
静岡県駿河湾一帯や御前崎沖は、東海エリアで屈指の真鯛釣りの好漁場です!
とくに真鯛釣りが非常に盛んな西伊豆土肥沖や駿河湾内、御前崎沖では、トップシーズンが3月後半頃と早くからスタートし、良い日にはトップ2ケタという釣果も珍しくなく、アベレージサイズも2キロ前後が主体で、全国各地から多くの真鯛釣りファンがつめかけます。
大物のマダイ狙いたい方には、ぜひ一度訪れてほしいエリアといえるでしょう。
タナは地域やポイントによって異なりますが、西伊豆土肥の田子島沖は水深80メートル前後、駿河湾内では真沖の平根や長根の水深50~80メートル。遠州灘の御前崎沖では水深50~70メートルといったところ。
全国でも乗っ込みシーズンが早く訪れる西伊豆~駿河湾~御前崎沖のマダイを狙うなら、早めの釣行がおすすめです。
➁対策&攻略法
西伊豆から駿河湾、御前崎沖にかけての船マダイ釣りはコマセ真鯛釣りがスタンダード!
最近は一部地域でタイラバも盛んですが、俄然人気の高い釣り方はオキアミを使ったコマセ釣りです。
船マダイ釣りはタナ取りが肝心!!
タナ取りは海面からの指示が一般的。ただし、沼津湾内では底からの指示の船もあるようです。
釣り方のポイントは、土肥沖、沼津湾内、御前崎とエリアによってさまざま。
土肥沖では指示ダナから約5m下げてゆっくりシャクリながら巻き上げ、指示タナで置き竿にして待ちます。沼津湾内ではビシ着底後半分のところまでコマセを振り、待ちダナでもう一度コマセを振るのがセオリー。御前崎もコマセワークとタナ取りが重要なポイントです。
コマセは一気に撒くのではなく、パラパラとオキアミが数粒ずつ出るようにビシの開閉口を調整するのがコツです。また、誘いは船の揺れに任せるか、ゆっくりとソフトな誘いが奏功します。
アタリが来たらリールのスプールを指で押さえ、魚の大きさを確認してからスプールを調整するというやりとりが基本です。
タックル&仕掛けは、ひと回り大きめのタックルと太めの仕掛けを推奨します。また、他エリアよりもハリスを長めにとることが釣果UPにつながります。
③静岡県駿河湾~御前崎でおすすめの真鯛船
静岡県駿河湾から御前崎にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.静岡県のマダイ釣り船は 147 件2.伊豆半島一帯から駿河湾や遠州灘にかけて、ほぼ全域がマダイ釣りの好ポイント!3.一年中釣れるが、春の乗込みと秋の荒食い期には大型のマダイを釣るチャンス!4.エリアによって釣り方が異[…]
■東海(伊勢湾:愛知・三重)
①傾向と見通し
愛知県から三重県にかけて広がる伊勢湾では、真鯛は春から秋にかけての人気のターゲット。
マダイの乗っ込みシーズンは3月後半頃からはじまり5月にかけてがピークで、秋の落ち前の荒食い期に再び活況を呈し、春は大型狙いで、秋は数が楽しめます。
ポイントは知多半島師崎沖や伊良湖沖から三重県鳥羽沖にかけての広範囲で、水深20~60メートルの浅場が主体。深場になるほど大物が釣れる傾向があります。
今年もすでに2キロ前後の中小型サイズが各地でぽつぽつと上がっており、今後は数・型ともに楽しめそうな状況です。
乗っ込みの大鯛にチャレンジしたい方は3月後半から4月が狙い目です。各船宿の釣況をリアルタイムでキャッチしましょう。
➁対策&攻略法
伊勢湾の真鯛釣りはウタセマダイ釣りがイチバン人気!!
ウタセマダイ釣りは、伊勢湾発祥の伝統的な真鯛釣法です。アカエビやスジエビといったウタセエビをつけエサにして、同時に船頭がエビをコマセて釣る独特の釣り方で、まさに「海老で鯛を釣る」といった感じです。
タックルは、2メートル前後で73調子の専用竿かライトゲームロッドに小型両軸リール。道糸はPE2~3号かフロロカーボン6~7号を最低200メートル。ウタセマダイ専用の3本針仕掛けを結び、オモリは水深に応じて50~80号をつけます。
ウタセマダイ専用仕掛けは、ハリス6号・ハリは真鯛バリ11~13号の3本針仕掛けが標準で、全長が4メートルほどと長いため、手前マツリに注意しましょう。
最近はタイラバやタイジグ等のルアー釣りで狙う方も多く、一部の船ではルアー釣り専門で出船している船も多く見受けられるようです。
③伊勢湾愛知県・三重県でおすすめの真鯛船
伊勢湾愛知県および三重県にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.愛知県のマダイ釣り船は 78 件2.ポイントは伊良湖沖から師崎沖など南知多エリアに集中している3.釣り期は4~6月の乗っ込み期と9~11月の荒食い期の2シーズンが狙いめ!4.伊勢湾伝統のウタセマダイ釣りを筆頭に、近年[…]
1.三重県のマダイ釣り船は 117 件2.本格的にマダイを狙うなら、鳥羽、志摩、南伊勢、紀北エリアがおすすめ!3.釣り期は4~7月頃の乗っ込みと10~11月の荒食い期。型よりも数狙いがチャンス!4.鳥羽ではウタセマダイが[…]
■新潟~北陸エリア
①傾向と見通し
新潟県全域や北陸の福井県沖や若狭湾は、日本海で有数の真鯛の好漁場です!
真鯛釣りのトップシーズンは、新潟県沖では3月後半からスタートして6月頃まで釣れ続くのに対し、若狭湾では5月から7月頃までと若干インターバルがあります。
また10月から11月にかけての落ち前の荒食い期も、数・型ともに見逃せないシーズン。
おもなポイントは、下越や中越では村上沖の栗島近海から寺泊沖にかけてと、上越の柏崎から直江津沖にかけての広範囲。若狭湾では福井県鷹巣沖から敦賀沖にかけての一帯で、水深は30~60メートルの浅場で船マダイ釣りが盛んに行われています。
トップシーズンには、良い日に当たれば船中100枚オーバーと大漁も珍しくない日本海の真鯛釣り。
今年も絶好釣を期待したいものですね!
➁対策&攻略法
新潟から北陸にかけてのマダイ釣りはコマセ真鯛釣りが主流!
近年はタイラバやタイジグといったルアー釣りも盛んですが、オキアミのつけエサとコマセで狙うコマセ真鯛釣りがスタンダードなスタイル。
竿は2.5~3メートルの長めの胴調子のタイプで、コマセが振れないグニャグニャの竿はNG。ハリス4~5号を12~15メートルと長めにとりハリはマダイ針の10~12号で、時期や潮況に合わせて調整します。
他のエリアとは異なり、長ハリスのぶんハリスの途中にスイベルやガン玉を打つなど工夫した仕掛けで攻めるので注意が必要です。また乗っ込み初期や食いの渋いときはチモトに夜光玉を配するのも効果的です。
通常のコマセ真鯛釣りと同様、置き竿でアタリを待つのがもっとも一般的ですが、大鯛がヒットした時に備えてドラグは緩めに調整しておきましょう。
③新潟県~北陸沖でおすすめの真鯛船
日本海新潟県および福井県若狭湾にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
1.新潟県は、ほぼ全域にかけて日本海でも有数のマダイ釣りの好漁場が存在している2.釣り期は5月下旬から10月頃にかけてがトップシーズン!!3.釣り方はテンビンによるコマセ釣りが主体で、近年はタイラバや一つテンヤ釣りも盛ん[…]
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■関西(和歌山・兵庫)
①傾向と見通し
関西の真鯛釣りといえば、和歌山紀北の加太沖や兵庫の明石・淡路沖が2大ポイント!
和歌山県加太沖では、お正月のお祝いとして天然物の「にらみ鯛」、兵庫県明石沖で釣れる「明石鯛」は身が引き締まり美味しいブランド鯛として、それぞれ全国的に有名です。
真鯛釣りのトップシーズンは例年3月後半から6月頃までの春季と9月後半から11月頃までの秋季の年2回。和歌山と兵庫では若干シーズンにインターバルがありますが、春季には大型が釣れ、秋季は数が釣れる傾向があります。
ポイントは、和歌山紀北エリアでは港から航程10分程度で行ける漁礁周りの水深50~80メートルが主体。兵庫明石沖では水深20~60メートルとやや浅場で、かけ上がりを中心に狙います。
今季もすでに一部の船では60センチオーバーの大ダイも上がり始めており、これからシーズン本番に向けてますます楽しみなエリアです。
②対策と攻略法
関西の船真鯛(マダイ)の釣り方はエリアや船などによってさまざま。
和歌山県加太沖では、高仕掛け(チョクリ仕掛け)と呼ばれる、長い胴突き仕掛けを用いた伝統釣法があり、独特の釣り方で狙う船も多く、落とし込み釣りなども行われています。また兵庫県明石沖では、サビキ釣り(チョクリ仕掛け)の他に、近年ではタイラバも盛んです。
タックルは、長さ2~3メートルでオモリ負荷30~50号のライトゲームロッドにギヤ比の高い小型両軸リール、道糸はPE2~3号を200メートル以上巻きます。
高仕掛け(チョクリ仕掛け)はミキイト4号、ハリス3号が基本。5~10本針にビニール製の疑似餌をつけたもので、全長10メートル近いため手前マツリには気をつけましょう。
高仕掛けは自作するよりも、船宿に常備されているものや市販のもので十分楽しむことができるので、初心者や入門者でも安心です。
③和歌山県加太沖~兵庫県明石沖でおすすめの真鯛船
和歌山県加太沖および兵庫県明石沖にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
和歌山県紀北エリア
❶ 小嶋丸 加太港
❷ 海斗丸 加太港
❸ 淡隆丸 加太港
❹ 平井丸 加太港
❺ 井上丸 加太港
❻ 正福丸 加太港
❼ 多部丸 加太港
❽ 藤原丸 加太港
❾ 杣野丸 加太港
❿ 畑中丸 加太港
明石・淡路エリア(兵庫県)
❶ 彼方号 神戸マリーナ
❷ ブルズアイ 神戸マリーナ
❸ 魚英 明石港
❹ 福三郎 明石港
❺ 名田屋 明石港
❻ 島虎丸 明石港
❼ 鍵庄 明石浦港
❽ MyStyle 尾上港
❾ 国福丸 淡路福良港
❿ 小溝丸 淡路育波浦港
■九州玄界灘(福岡~長崎)
①傾向と見通し
九州の沖釣りを代表するフィールド、玄界灘。福岡県から佐賀県、長崎県にかけて東西に広がる玄海灘は真鯛釣りの有数のスポットです。
玄界灘の真鯛釣りのトップシーズンは3月中旬から5月初旬にかけて。
乗っ込み最盛期ともいえるこの時期には、5キロを超える大ダイが釣れる確率も高く、数釣りも有望なため、初心者や入門者にとっても真鯛釣りを始めるには最適です。
おもなポイントは、北九州の宗像沖から博多沖、糸島沖や佐賀県呼子沖、壱岐周辺、さらに長崎県にかけての沖合水深30~80メートルと、広範囲にわたります。
本命マダイの他に、釣れる魚も、メジロ(ワラサ)やカンパチといった青物から、レンコダイにイサキやアジ、アラカブ、アオナなどの根魚に至るまで多数。そこそこお土産になるのも嬉しいところです。
玄界灘のマダイ釣りはすでに本格シーズンに突入している船もあり、早めの釣行がおすすめです!
②対策と攻略法
玄界灘の真鯛(マダイ)釣りはタイラバ全盛で、ウキ流し釣りも面白い!!
玄海灘のマダイ釣りは現在、タイラバが圧倒的な人気で、遊漁船の多くはタイラバで出船している状況です。タックル&仕掛けが手軽な上に釣り方も簡単で、女性や子供など初心者にとって真鯛釣り入門にも最適です。
また船をアンカーで固定して、ウキを使ったカゴ釣りで狙うウキ流し釣りや、テンビンにコマセカゴを使う吹き流し釣り(ズボ釣り)も盛んで、イサキや青物などの数釣りに有効です。
玄界灘の真鯛に釣りにおけるタイラバのタックル&仕掛けは、水深50メートルを基準に考え、ヘッドの重さは80~100グラムがベスト。竿はタイラバ専用竿やライトゲームロッドで穂先が柔らかく、胴のしっかりしたものを選びましょう。
タイラバのカラーは赤、オレンジ、金、パープルを中心に、ジグヘッド、ネクタイ、スカートと、幾つかのバリエーションを用意しておくのが釣果アップの秘訣のようです。
③玄界灘福岡県~長崎県でおすすめの真鯛船
玄海灘の福岡県から長崎県にかけてのおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
福岡県北九州~宗像エリア
❶ TRIP 戸畑港
❷ 星龍丸 柏原港
❸ 第二宮一丸 鐘崎港
❹ 朝日丸 鐘崎港
❺ 第五大安丸 鐘崎港
❻ 明石丸 神湊港
❼ 海神丸 津屋崎港
❽ 白鷹 津屋崎港
❾ Rosso 津屋崎港
福岡県博多~糸島エリア
❶ スイミー 志賀島弘漁港
❷ 海皇丸 東浜船溜り
❸ 幸風 福岡港
❹ 飛燕さくら丸福岡港
❺ 第一ゆひな丸福岡港
❻ 昭隆丸 姪浜港
❼ 海遊丸 姪浜港
❽ ピスケス 姪浜港
❾ 木鶏丸 姪浜港
❿ 明照丸 唐泊港
⓫ 海希丸 糸島船越港
佐賀県~長崎県
❶ ラプラス 満島港
❷ 日ノ出丸 湊港
❸ 大充丸 呼子港
❹ 第三天童丸 呼子港
❺ 幸真丸 呼子港
❻ FiveStar 呼子港
❼ 寿風 久原港
❽ 晃福丸 唐津港
❾ 五郎丸 壱岐勝本港
❿ 幸正丸 平戸早福港
⓫ 関勝丸 平戸早福港
⓬ 弘福丸 平戸早福港
■九州鹿児島(錦江湾)
①傾向と見通し
全国で最も早い真鯛の乗っ込み期を迎える、鹿児島県の錦江湾(鹿児島湾)。
鹿児島県錦江湾では、例年2月頃から真鯛の乗っ込みがスタートし、この時期になると大型のマダイが湾内に入り込む「入りダイ」とも呼ばれ、日並みによっては5キロオーバーの大鯛が数釣れることも。
3月現在70センチオーバーの大型主体に爆釣中!!
とくに3月から4月前半にかけては初心者や入門者にも最適な時期で、ベテランの方々にとっても自己記録更新を目指すには絶好のシーズン。
ポイントは湾口の水深50~80メートルと深場で、重めのタックル&仕掛けを使うのが一般的です。
今年はマダイ釣りデビューを考えている方や今年こそマダイを釣りたいという方という方は、鹿児島県錦江湾の船マダイ釣りにぜひチャレンジしてはいかがでしょうか!?
②対策と攻略法
錦江湾の船マダイ釣りはコマセ真鯛かタイラバやチョロ釣りがおすすめ!
とくに乗っ込み時期のマダイ釣りは、コマセ真鯛釣りかタイラバ、チョロ釣りが主流です。チョロ釣りは、オモリをつけず仕掛けの重さだけでコマセと同調させて狙う完全フカセの釣りで、鹿児島県錦江湾で行われている独特の釣り方です。
竿は2~2.5メートルの汎用船竿やライトゲームロッド、リールは中小型の電動リールで、潮流によって100メートル以上ラインを出すためPE3~4号を最低300メートル以上巻いておきましょう。
チョロ釣りの場合は、中型のスピニングリールでも実釣可能ですが、糸の滑りを良くするため、道糸はフロロカーボン6~7号がおすすめです。
錦江湾の船マダイ釣りはタナ取りがイチバン大事!
エサを確実につけ、船長の指示ダナに忠実に合わせれば、誰でも簡単にマダイを釣ることができます。ただし潮況によってエサの見せ方に工夫が必要なケースもあるので、その場合船長に聞いてみることをおすすめします。
③鹿児島県錦江湾でおすすめの真鯛船
鹿児島県錦江湾でおすすめのマダイ船をご紹介します。釣り方や仕掛け等の詳細は各船宿にご確認ください。
鹿児島市内~隼人
❶ 龍神丸 鹿児島港
❷ RED FORCE 鹿児島港
❸ 海鱗 鹿児島本港
❹ 潤風丸 鹿児島本港
❺ SEA DRAGON鹿児島本港
❻ 海晴丸 重富港
❼ 絢美丸 重富港
❽ 幸伸丸 重富港
❾ OCEAN 加治木港
❿ フィッシング太陽 隼人新港
南薩・大隅他
❶ 釣鯛洋 谷山和田港
❷ 悠斗凛丸 光山長水路
❸ 松風 指宿港
❹ 五代丸 山川港
❺ 七宝丸 山川港
❻ 由香丸 伊座敷港
❼ すずらん21大根占港