ワカサギ釣りは冬の風物詩。ワカサギは冬を代表する釣り物であり、また美味しい魚としても大人気!とはいえワカサギ釣りというと、どうしても「寒い」とか「遠い」といったイメージが先行しがちで、釣りに行くことに二の足を踏んでしまう方も多いかと思います。
ワカサギ釣りはいまや北海道や東北から関東・関西そして九州に至るまで全国各地で楽しめ、老若男女問わず誰でも手軽にたくさん釣ることができるハードルの低い釣りです。
冬場とはいっても、近年ではドーム船やドーム状になった桟橋やイカダなどで暖をとりながらまったりと釣りができたり、極寒の氷上でもテントを張ってストーブにあたりながら釣りを楽しむことができるのです。
女性や子供など初心者でもいっぱい釣れて、包丁要らずで簡単に調理でき、食べてもメチャ美味しい!と3拍子揃ったワカサギ釣り。家族やカップル、友人同士で楽しむ冬のアクティビティには最高です。何といっても、
ワカサギ釣りは楽しむことが基本!!
そのために「いつ・どこで・どのように、釣ったら良いのか!?」を正確に把握することが、ワカサギ釣りを楽しむ近道です。
ここではワカサギ釣りを楽しむために、各地のワカサギ釣りの時期、地域、釣り場よって異なる釣り方や仕掛け、地域別の釣況などについて、基本的な事項を解説します。
ワカサギ(わかさぎ)について
ワカサギ(わかさぎ)は漢字で「公魚」と書きます。江戸時代に徳川幕府に献上された魚として、将軍家御用達の「御公儀の魚」の意味に由来します。体長は5cmから最大でも15cm程度で、産卵期は春頃が一般的です。
日本では北海道から九州にかけて全国各地の、湖やダム湖、内湾などに生息しています。地域によって異なるものの、ワカサギはほぼ周年釣れる魚ですが、秋から春にかけては産卵期とも相俟って初心者や入門者でもたくさん釣れるシーズンで、いちばん人気の高い季節です。
冒頭でお伝えした通り、ワカサギは誰でも簡単に釣れる魚ですが、調理も簡単で食べても最高の食味!小魚といって侮るなかれ。上品で淡泊な身は、定番の天ぷらや唐揚げはもちろん南蛮漬けや佃煮なども絶品。釣りたてはまるごと刺身でもイケますよ。
初心者でもたくさん釣れる上に、食べても超美味!
まさに釣り人ならではの特権です!!ただし、季節や地域・ポイント等によって道具や釣り方、仕掛けなどもさまざま。季節や場所に応じてワカサギ釣りのプランを立てることも重要です。また旅行がてら釣行する場合は、旅行プランも立てなければなりません。
これからワカサギを釣って食べて楽しむ絶好のチャンス!!
ワカサギ釣りはバリバリの「THE釣り」というよりはレジャーとしての要素が強い釣りです。ここではワカサギを釣るための第一歩として、初心者や入門者がワカサギ釣りを楽しむために解りやすく解説します。これからワカサギ釣りを始める方は必見ですのでぜひご覧ください!
全国のワカサギ釣りシーズン展望
まず全国のワカサギ釣りシーズンを探訪したいと思います。
ワカサギ釣りの盛んなエリアは、いまや北海道、東北、関東、甲信越、中部東海、関西、中国、九州と日本全国におよびます。
しかし各々の地域によって釣り期も異なり、釣り方もさまざまです。例えば北海道は12月から3月頃までが釣り期で、氷上の穴釣りを楽しむなら1月から2月がおすすめ。ただし氷上の穴釣りは気象条件にも左右されるため、かならず事前の確認が必要です。
またその他の地域も釣り期や釣り方は千差万別。冬場がトップシーズンとはいえ、関東や甲信越エリアではすでに10月から爆釣モードに突入しており、今季のワカサギ釣りはますます期待が膨らみます。
ここでは現況と例年のデータを踏まえ全国のワカサギ釣りの傾向と対策をサマリーしました。少しでもワカサギ釣りを楽しむための参考にして頂けると幸いです。
まずはワカサギがよく釣れる「盛期」に釣行することが大切です!
事前に現地に確認し、ワカサギを釣るタイミングを正確に把握した上で釣行することが、ワカサギ釣りを楽しむための近道なのです。
ワカサギ釣りの種類
ワカサギ釣りは、季節や地域などによってそれぞれ釣り方が異なります。
冬場の定番ともいえる、凍結した湖沼に穴を開けて釣る穴釣り。近年最もポピュラーで人気のドーム船のワカサギ釣り。ボートから釣るボート釣り。そして桟橋から釣る陸釣りなどさまざまです。
それでは、それぞれの釣り方の特徴について簡単に解説します。
(1)穴釣り
真冬の凍結した湖面に穴を開けて釣る、まさに冬の風物詩に相応しい「ザ・ワカサギ釣り」ともいえる釣り方です。
ただしこの釣り方が出来るのは、湖面が凍結する北海道・東北・甲信越地方のごく一部の湖沼で、季節も1月から2月と真冬の短い期間限定です。
防寒具等はもちろんですが、テント内でヒーター等で暖をとりながらの釣りが楽しめます。湖面に穴を開けるドリルなどの装備も必要で、テントやドリルなど装備一式はレンタルも可能です。多くの湖沼には専用のガイドが常駐しており、釣り場所や穴開け等はガイドの指示に従えば安心です。
(2)ドーム船釣り
全国的に最も人気の高い釣り方がドーム船のワカサギ釣りです。近年ワカサギ釣りが急速に普及したのも、ドーム船の出現による影響が大きいといわれています。
ドーム船は、一部の地域を除きほぼ全国的に出船しており、ドーム状になった屋形船内は暖房が効いているため、真冬でもポカポカでTシャツ一枚でも釣りが楽しめるほど。トイレや電子レンジなども完備しており、家族連れやカップルなどで楽しむには最高です。
道具や仕掛けなどのレンタルはもちろん、船頭からワカサギ釣りのレクチャーも。また船内で飲食することも可能で、レジャー性の高い釣り方です。
(3)ボート釣り
ボート釣りは気候が温暖な関東以西の西日本方面で盛んな釣り方です。手漕ぎや船外機付きのボートで沖に出るため、とくにベテランや上級者が好む釣り方といえるでしょう。
ボート釣りは自分の好みのポイントを自由に選べるところが魅力です。おすすめのシーズンは夏から秋にかけて。冬場は底冷えするため防寒対策はしっかりと。火気の持ち込みは厳禁で寒がりの方には辛いかも。またライフジャケットの着用もお忘れなく。
道具や仕掛けのレンタルもOK。初めての方はボート屋でワカサギ釣りの釣り方や好ポイントも教えてもらえるでしょう。
(4)陸釣り
湖沼やダム湖に設けられた桟橋からワカサギを釣る釣り方です。東北や関東、関西以西の西日本方面の一部の湖沼で釣ることが可能です。
近年ではドーム状になったドーム桟橋やいかだなど、冬場でも暖かく快適にワカサギ釣りができる湖沼も多いようです。桟橋からの釣りは足場も良くトイレにも気軽に行けるため、女性や子供でも安心して釣りを楽しむことができます。
道具や仕掛けのレンタルもありますが、場所によってレンタルが無い場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
以上、ワカサギ釣りの4つの釣り方を5つの角度から一覧表にまとめてみました。季節や場所等TPOに応じて釣り方を選ぶ際の参考にして頂けると幸いです。
ワカサギ釣りといえば冬の風物詩のひとつ。そしてここ数年にわかに脚光を浴びているのが、ドーム船のワカサギ釣りです。 ワカサギ釣りというと、氷上の釣りで「寒い~っ」というイメージを思い浮かべてしまうも多いと思いますが、じつは[…]
ワカサギ釣りのタックルと仕掛け
ワカサギ釣りはレジャー性の高い釣りです。家族やカップル、仲間同士で年に1回しか行かないという方も多いでしょう。そういう方にとっては、
レンタルタックル&仕掛けがおすすめです。
全国のワカサギ釣り場となる湖沼の多くでは、竿とリールや仕掛け等はレンタルできるのが魅力です。そもそもワカサギ釣りは釣果よりも楽しむことが前提なので、初めての釣行はレンタルタックル&仕掛けでも十分です。
最近ではワカサギ釣り用の道具一式セットも販売されており、自分でタックルと仕掛けを揃えたい方には最適といえるでしょう。
とはいえワカサギ釣りに魅了されてしまう方も多いのが、この釣りの特徴。笑
ワカサギを釣りたい!とか、もっとたくさん釣りたい!などなど、ワカサギ釣りにハマってしまった方は当然道具や仕掛けもこだわりたいところ。
年に2~3回以上ワカサギ釣りに行く方は迷わずマイタックルを購入しましょう!
ワカサギ釣りのタックルはおもに、穴釣り&ドーム船のワカサギ釣りとボート釣り&陸釣りの2タイプがあります。仕掛けはほぼ同じですが、釣り期や場所によって異なる場合もあるため注意が必要です。
ワカサギ釣りのタックル&仕掛けはコンパクトでシンプル。釣り具の進歩によってワカサギ釣りも大幅に進化しており、ご自分のニーズやTPOに合わせて購入することがおすすめです。
(1)穴釣り・ドーム船のタックル&仕掛け
氷上の穴釣りやドーム船でのワカサギ釣りは、釣り座の直下に仕掛けを垂らす釣りです。このため竿は30~50cmと短いもので、リールは手巻きの小型両軸リールやワカサギ釣り用の小型電動リールを使用します。
ワカサギ釣り専用の電動リールはパソコンのマウスのような形で、指先だけで操作できるのが特徴ですが、初心者は小型のベイトリールの方が扱いやすいかもしれません。
仕掛けは道糸の先に市販のワカサギ用の仕掛けをセットするだけです。オモリは3~5号。ハリの数は5~8本針までありますが、初心者は針数が少ない3~5本針でチャレンジするのがおすすめです。
(2)ボート釣り・陸釣りのワカサギ釣り仕掛け
ボート釣りや陸釣りのワカサギ釣りでは、船べりや桟橋から釣るため竿は1メートル前後の長めの竿を使用し、リールは小型スピニングリールやベイトリールを使用するのが一般的です。
すでにちょい投げ用の振出し竿やルアー竿に小型スピニングリールをお持ちの場合は代用も可能です。
仕掛けは道糸の先に市販のワカサギ釣り用の仕掛けを接続するだけです。仕掛けは3~8本針までありますが、初心者はなるべく針数が少ない3~6本針でチャレンジするのがおすすめです。
ワカサギ釣りの服装や装備など
ワカサギ釣りのトップシーズンは秋から冬にかけて。ましてや真冬の厳寒期ともなれば防寒対策は必須です。暖かいドーム船やドーム桟橋での釣りでも、ドーム外の気温は低いため、やはり最低限の防寒着は用意しなければなりません。
ワカサギ釣りではTPOに応じた服装や装備類がマストアイテムとなります。
ここではワカサギ釣りに最低限必要な服装と道具・装備品等について解説します。
(1)ワカサギ釣りの服装
秋から冬にかけてのワカサギ釣りの服装は防寒着が基本です。ただしTPOに応じて着ていくウェアや装具類は異なります。暖房の効いたドーム船やドーム桟橋と、氷上の穴釣りやボート釣りでは体感温度がぜんぜん違うからです。
ドーム船やドーム桟橋などの場合は、ダウンジャケットや起毛素材のジャケットなど通常の冬場の服装でもOK。インナーにはフリースやヒートテックなどを着込めば万全です。ドーム内が暖かければ上着を脱ぐだけで快適に釣りが楽しめます。
ただし足元が冷えるため、女性や子供向けに膝掛け(ストール)や足用のカイロ等を用意しておくのがおすすめです。
氷上の穴釣りやボート釣りの場合は、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツ系の服装が基本です。厚手のインナーにタイツやレギンス、マフラーやニット帽に手袋といった万全の防寒対策でのぞむ必要があります。
また氷上やボート上で滑らないためのスノーブーツやフィッシングブーツも必需品。ドーム船等に比べるとかなり重装備になります。
釣行計画が決まったら、竿やリールなどの釣り具と同様に、服装や装具類も考えなければならないのがワカサギ釣りのポイントです。
(2)ワカサギ釣りの装備品
ワカサギ釣りでは、時期・釣り場・釣り方などTPOに応じて装備品を用意する必要があります。最近は全国のワカサギ釣り場では各種レンタル対応も充実しており、釣り具以外の装備品もレンタル出来る釣り場が増えています。
しかしながらドーム船など設備が充実しているスポットでも、ワカサギを釣るにあたり最低限の装備品は用意しなければなりません。単純に「手ぶらでOK!」とはいっても、かならずしも全くの手ぶらではワカサギ釣りを楽しむことはできないことを覚えておきましょう。
まず必要なのはクーラーボックスです。ワカサギ釣りは数がたくさん釣れるため、釣り上げたワカサギをジップロック等のビニール袋に入れてクーラーボックスに保存して持ち帰るのが基本です。また極寒の地域では、クーラーボックスは飲料や食料などモノが凍らないための必需品として重宝します。
実釣にあると便利なのが、仕掛けの絡み防止のワカサギ釣り用のハンガー。氷上の穴釣りやドームなどあらゆるシーンで、ハリ数の多いワカサギ仕掛けには重宝する一品です。またエサを直に持つのが苦手な方はエサ用のピンセットもあります。
そして、かならず用意しておきたいのがタオル。ワカサギ釣りに限らずどんな釣りでも最低2~3枚は必要なマストアイテムです。
ワカサギ釣りのエサ
ワカサギ釣りでは虫エサを使用します。最もポピュラーなエサはサシで、ハエ類の幼虫であるウジ虫のことです。ウジ虫というと汚いイメージがありますが、釣り用に販売しているサシは衛生的に管理されたものなので安心して使うことができます。
食紅で赤く染められたものを「ベニサシ」、通常のものを「シロサシ」と呼びます。ワカサギ釣り場で販売されているエサは、サシが一般的です。
その他のエサとしては、熱帯魚のエサに使用される赤虫(アカムシ)や渓流釣りのエサとして使用されるブドウ虫、うさぎの糞で養殖されたラビット(サシの一種)などがあります。
エサの付け方はカンタン!サシをハリの数分1匹ずつハリに付けるだけです。ただしかならずハリ先が出るまできっちりとサシに通しましょう。中途半端なつけ方だとすぐにサシが落ちてしまったり、魚をバラしてしまうので注意しましょう。
また日や時間帯によって、ワカサギの食いが渋いときがあります。
食い渋りのときはサシをカットしたり、ブドウ虫を併用すると効果バツグン!
サシエサを1/2にカットしたり、ブドウ虫をカットしたりすると体液が出て匂いも強く、集魚効果が高くなり釣果もアップ!ベテランや上級者が好むワカサギ釣りの必勝法です。
ベニサシやシロサシは全国で一般的に使用されているワカサギ釣りのエサですが、時期や地域によっておすすめのエサもさまざまです。事前に現地の船宿や釣り具店等に確認しておきましょう。
ワカサギの釣り方
ハリにエサをつけたら、あとは糸を垂らして待つだけのワカサギ釣り。氷上の穴釣り、ドーム船釣り、ボート釣り、桟橋の陸釣りと釣り方はさまざまですが、実際どのように釣ったら良いのか、どうしたらたくさん釣れるのか?など、悩みは尽きません。
ここでは、いかにワカサギを効率良くたくさん釣るか?にフォーカスし、初心者でもなるべくたくさんワカサギを釣るための方法について解説します。総論としては、
その日のワカサギのタナ(遊泳層)に素早く仕掛けを送り込むことです!
ワカサギは群れで遊泳しており、水温や気温等のコンディションによって遊泳層が変わります。海上の船釣りと同じように、魚が遊泳しているタナをまず把握することが肝心です。
①仕掛けを投入して着底
仕掛けを投入しオモリが着底したら10cmほど巻き上げます。基本的にワカサギはボトム(底)付近にいることが多いので、ここでしばらく様子見。
➁竿を動かして誘いを入れる
竿を軽くあおりながら仕掛けに誘いを入れます。ワカサギのタナを探るようにゆっくり巻き上げたり、仕掛けを落としたりしてみましょう。
③アタったら追い食いを待つ
ワカサギの繊細な当たりを感じたらしばらく仕掛けを止めて2尾、3尾と追い食いするのを待ちます。
④巻き上げ
しばらく待った後、リールを巻き上げてワカサギを取り込みます。ワカサギが鈴なりに釣れていれば、もう言うことなし!!釣り上げたワカサギは速やかにバケツに入れましょう。
全国のおすすめワカサギ釣り場
それでは全国のワカサギ釣りのおすすめ釣り場についてご案内します。
ワカサギを最適な状況で釣るためには、釣り期(シーズン)と釣り場を正確に把握することが最優先。あとは季節と場所に応じてタックルと仕掛けや服装、装備類を用意するだけです。
釣り具のレンタルは可能か?その他装備品についてもレンタルできるか?服装は?など詳細は、釣行前にかならず確認しておきましょう。
1.北海道
北海道のワカサギ釣りのシーズンは例年12月から翌年4月頃まで。とくに人気がある季節は氷上釣りが楽しめる1月から2月にかけてです。釣り期は地域によって多少異なりますが、冬から春先まで道内のほぼ全域でワカサギ釣りを楽しむことができます。
北海道のワカサギ釣りといえば、何といっても氷上の穴釣り!
わずか2ヶ月ほどの期間限定の釣りのため、シーズン中はどの釣り場も大賑わい。体験プランやツアーなどもあり、観光やスキーなど旅行を兼ねての釣行もおすすめです。
道具のレンタルも充実している釣り場も多く、一部の湖などではドーム小屋もあり快適に釣りができる場所も。
北海道で大人気の氷上のワカサギ釣りはなるべく早めに予約しておくのがおすすめ。詳細等は予約時にチェックしておきましょう!
北海道でおすすめのワカサギ釣り場
ポロト湖 白老町
❶ インフォメーションセンター 氷上 R有
2.東北
東北のワカサギ釣りのシーズンは、例年10月から翌年の4月頃までです。天候や気温によって異なりますが、とくに釣れる時期は真冬の1月から3月前半まで。真冬の季節になると青森や秋田や福島など一部の県では氷上の穴釣りも楽しむことができます。
東北のワカサギ釣りの魅力は豊かな自然環境!
季節によってテントを張って氷上の穴釣りをしたり、家族連れやカップルでドーム船やドーム桟橋から竿を垂らしたり、ボート釣りで本格的に狙ったりと、初心者から上級者まで楽しめるのが魅力です。
全国でも屈指のワカサギ釣り場として知られる、福島県の桧原湖や岩手県の岩洞湖などワカサギファンにとっても垂涎の場所も勢ぞろい。
レンタル道具はもちろん装備品の貸出しも充実しており、スキーやスノボなど旅行がてらワカサギ釣りに行くことも可能。おまけに釣りの後に温泉までは入れて、まさに旅行の楽しみも倍増です。
ここでは東北地方の6県について、各々の県ごとにおすすめのワカサギ釣り場をご紹介します。エリアによって釣り期がさまざまなので、目的地が決まったら事前に現地の情報を確認しておきましょう。
青森県でおすすめのワカサギ釣り場
岩手県でおすすめのワカサギ釣り場
宮城県でおすすめのワカサギ釣り場
秋田県でおすすめのワカサギ釣り場
山形県でおすすめのワカサギ釣り場
福島県でおすすめのワカサギ釣り場&船
桧原湖 北塩原村
❶ やまぐっち 氷上・ドームR有
❷ ゴールドハウス目黒 氷上・ドームR有
❸ こたかもり 氷上・ドームR有
❹ 西オートキャンプ場 氷上・ドームR有
❺ おやど風来坊 氷上・ドームR有
❻ バックス 氷上 R有
小野川湖 北塩原村
❶ 庄助キャンプ場氷上・ドームR有
❷ ドナルドペンション氷上 R有
秋元湖 北塩原村
❶ 秋元湖漁協 氷上
3.関東
関東のワカサギ釣りシーズンは例年10月から翌年3月頃まで。トップシーズンは11月から2月頃とやや早めの傾向です。ドーム船やドーム桟橋をはじめ、ワカサギ釣りをするための施設や設備も充実。家族連れやカップル等にもおすすめの釣り場がたくさんあります。
関東のワカサギ釣りは日帰り釣行が可能で、安近短なのが嬉しいところ!
都内からでも日帰りで行けるワカサギ釣りは、家族連れやカップルで手軽に釣行できるのが魅力です。
関東のワカサギ釣りのメッカといわれる群馬県の赤城大沼や榛名湖では、ハイシーズンの1月から2月にかけて天候等の条件次第で氷上の穴釣りをすることも出来ます。しかも、
11月に入り日並み次第でトップ500~600尾と大爆釣!!
関東エリアのワカサギ釣りはボート釣りが主体で、大型のドーム船はないものの小型のドーム船がある湖沼も多く、レンタルタックルやテントなどの装備品も豊富です。
ただし冬季のボート釣りは気温が氷点下まで下がる日もあるため、スキーやスノボウェアなど防寒対策は万全にしてお出かけくだい。
ここでは関東各県のワカサギ釣り場と、主要なワカサギ釣り船宿(ボート・ドーム船)をご紹介いたします。
茨城県でおすすめのワカサギ釣り場
栃木県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.栃木県で船(ボート)ワカサギ釣りが楽しめるのは、中禅寺湖と東古屋湖の2箇所2.中禅寺湖は9月~10月の2ヶ月間、東古屋湖は4月~11月が釣り期と異なる3.釣り方はサシ餌の胴突き釣りが主体で、数釣りが楽しめる上に美味し[…]
群馬県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.群馬県でワカサギ釣りが楽しめるのは赤城大沼・榛名湖・丸沼・神流湖・鳴沢湖の5箇所2.赤城大沼・榛名湖・丸沼は9月~11月、神流湖・鳴沢湖は10月~3月と釣り期が異なる!3.赤城大沼では関東で唯一冬期(1~3月)に氷上[…]
埼玉県でおすすめのワカサギ釣り場
1.埼玉県でボート(船)ワカサギ釣りが楽しめるのはおもに円良田湖と名栗湖の2箇所2.釣り期は11月~翌年3月で、シーズン初期は桟橋でも釣りを楽しめる3.釣り方はサシ餌の胴突き釣り。水深が深く電動リールのタックルがおすすめ[…]
千葉県でおすすめのワカサギ釣り場&船
神奈川県でおすすめのワカサギ釣り場&船
相模湖 相模原市
❶ 天狗岩 ドーム・ボートR有
❷ 柴田ボート ドーム・ボートR有
❸ 小川亭 ドーム・ボートR有
❹ 振興ボート ドーム・ボートR有
❺ 相武ボート ボート R有
4.甲信越
甲信越エリアのワカサギ釣り釣り期は10月から翌年5月頃まで。ワカサギがよく釣れる時期は11月から2月とやはり冬場がベストシーズンです。とくに日本を代表するワカサギ釣りのメッカとして有名な山梨県山中湖は9月から6月までの10ヶ月と長期間ワカサギ釣りを楽しむことができます。
甲信越のワカサギ釣りはアクセスの良さと設備が充実しているのが魅力!
首都圏から車で1時間半程度とアクセスも良好で、各釣り場には大型のドーム船やドーム桟橋もあり、レンタルタックルやその他装備品なども釣り具店並みに充実しています。もちろん釣果もお墨つき!
11月はどこも好釣!良い日にはトップ300匹超!初心者でも50匹オーバー!
初心者からベテランまで楽しめる甲信越エリアのワカサギ釣りは、家族連れやカップルにとっても冬のアクティビティに最適です。
すでにトップシーズンを迎えている各湖沼では、平日休日問わずどのドーム船も大盛況!土日は満席の船も多く、年末にかけてますます予約困難になると予想されます。釣行計画を立てたら、早めの予約がおすすめです。
山梨県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.山梨県の山中湖は全国随一のドーム船のワカサギ釣りのメッカである!!2.例年解禁日は、山中湖は9月~・河口湖その他は11月頃~で翌年4月頃まで釣れ続く3.釣り方はサシ餌の胴突き釣り。ピーク時にはトップ500尾以上の釣果[…]
新潟県でおすすめのワカサギ釣り場&船
長野県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.長野県では、ボート・ドーム船・氷上穴釣りで一年中ワカサギ釣りが楽しめる2.解禁日は湖によって異なり10月~11月。数型狙うなら11月~12月がおすすめ!3.釣り方はサシ餌の胴突き釣り。ピーク時には10束超えもあり夏場[…]
5.中部東海
中部東海エリアのワカサギ釣りシーズンは10月から翌年3月にかけて。ワカサギがよく釣れる時期は11月頃から翌年2月と冬場がメインです。愛知県や岐阜県など当エリアはワカサギ釣り場こそ少ないですが、近年は冬場の釣りとしてすっかり定着し多くの人で賑わいます。
中部東海のワカサギ釣り場は市街地に隣接しいつでも気軽に行けるのが魅力!
ドーム船やドーム桟橋こそないものの、人造湖で管理釣り場として作られており、ボート釣りが主体のワカサギ釣りは、今年も安定した釣果が続いており、
連日トップ200~500尾と絶好釣!!
まさにファミリーからベテランまで楽しめる中部東海のワカサギ釣りはこれからが本番。トイレや売店などの施設・設備も充実しているため、女性や子供でも安心して釣りを楽しむことができます。
キャンプ場やバンガロー村が併設されており、釣り以外でも楽しめるアクティビティも盛りだくさん。グループ等でのBBQやイベントでの利用にも最適なスポットです。
愛知県でおすすめのワカサギ釣り場&船
岐阜県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.岐阜県の伊自良湖と根の上湖では、例年ボート釣りのワカサギ釣りが人気!2.釣り期は10月解禁で年末の12月いっぱい頃まで楽しめる3.釣り方はサシ餌の胴突き釣り。数・型を狙うよりもまずはお土産作りのつもりで楽しもう!4.[…]
6.関西中国
関西以西の関西中国エリアのワカサギの釣り期は10月から翌年4月頃まで。トップシーズンは11月から2月頃と他のエリア同様冬場がメインです。東日本エリアに比べるとワカサギ釣りは盛んな地域ではありませんが、そのぶん魚影も濃いため、盛期になると県内外から多くのファンで賑わいます。
関西中国のワカサギ釣りは比較的軽装で岸や桟橋から釣りができること!
たしかに冬場の厳寒期になると地域によってはかなり寒いですが、北日本や東日本にくらべると気温も高めでスキーやスノボウェアを着込むほどではありません。このため関西中国エリアのワカサギ釣りはボート釣りや桟橋からの陸釣りが最も一般的な釣り方です。
関西中国エリアのワカサギ釣り場は数が少なく、市街地から離れた場所にあるため、レジャーとしての普及はこれから。ワカサギ釣り人口の数は東日本よりも少ないため、そのぶん潜在的なパフォーマンスを秘めている釣り場で今後がますます楽しみです。
滋賀県でおすすめのワカサギ釣り場&船
1.滋賀県の余呉湖は通年で鯉やへら鮒が釣れ、冬の風物詩ワカサギ釣りの好スポットでもある2.釣り期は例年11月解禁で翌年3月下旬頃までワカサギ釣りができる3.釣り方は桟橋からの胴突き釣りが主体で、ドーム桟橋もあり家族連れに[…]
奈良県でおすすめのワカサギ釣り場&船
兵庫県でおすすめのワカサギ釣り場&船
生野銀山湖 朝来市
❶ レンタルボート湖畔 ドーム・ボートR有
青野ダム 三田市
❶ outdoorアオノ ボート R有
岡山県でおすすめのワカサギ釣り場
広島県でおすすめのワカサギ釣り場
山口県でおすすめのワカサギ釣り場&船
7.九州
九州のワカサギ釣りシーズンは例年11月から翌年3月頃まで。よく釣れる時期は12月から2月頃までの真冬の時期です。そもそも九州でワカサギ釣りが出来るの?なんて先入観がありますが、たしかにワカサギ釣りのできる湖沼は少ないものの、じつは200尾オーバー釣れたりする場所もあるほど。
九州のワカサギ釣りは気候がやや温暖な環境で楽しめる!
九州のワカサギ釣り場は九州北部の福岡・佐賀・大分・熊本の4県におよび、冬場は雪も降る地域ですが、湖面が凍結することもなく気候も温暖です。このため九州のワカサギ釣りはボート釣りや桟橋からの陸釣りとなります。
今年は爆釣こそ見られないものの平均50尾前後と堅調!
これからトップシーズンを迎えるだけに、ますます楽しみです。この時期はファミリーやカップル等で湖面上には多くのボートで賑わうだけに早めの予約がおすすめ。
佐賀県にある北山湖のボート店はレンタルタックルも充実。ライフジャケットの貸出しもあるので安心してワカサギ釣りが楽しめるスポットです。
九州への旅行や出張のついでにも、ぜひお出かけください!
九州方面への空路利用ならソラシドエアがおすすめです。
福岡県でおすすめのワカサギ釣り場
佐賀県でおすすめのワカサギ釣り場&船
大分県でおすすめのワカサギ釣り場
熊本県でおすすめのワカサギ釣り場
ワカサギの保存法と食べ方
1.ワカサギの保存法
ワカサギが釣れたら、生かした状態のまま水を張ったバケツに入れておくのがおすすめです。
ドーム船には各釣り座に専用の容器があるので、釣り上げたワカサギはそのまま入れましょう。
氷上の穴釣りやボート釣り陸釣りの場合は、ビニール製の折り畳みバケツがあると便利です。湖面から水を汲んで、ワカサギを入れておけば安心して釣りに専念できます。
釣行当日の釣況にもよりますが、たくさん釣れてあっという間にバケツいっぱいなんて嬉しい悲鳴も!そんなときはある程度バケツに魚がたまった段階で、水気を切ったワカサギをジップロックにまとめて入れ、氷の入ったクーラーボックスに納めればOK!肝心なのは、
ワカサギを直接氷に触れさせないこと!
ワカサギの身は繊細なため、氷に触れることによって身やけしてしまいます。釣ったばかりのワカサギを美味しく食べるなら、ジップロックに包んでクーラーボックスに入れて持ち帰りましょう。
2.ワカサギの食べ方
ワカサギは釣ったその場で炭焼き等で食べるのが最高の贅沢!
とはいえ、一般的にはなかなかそんなアトラクションも難しいでしょう。また当日の釣果次第で、食べ方もさまざまです。肝心なのは、
釣ったワカサギはなるべく3日以内に食べ切ってしまうこと!
ワカサギは新鮮な状態で食べるのがイチバンです。釣りたてのワカサギを冷蔵保存しても3日が限界。たとえ1束(100尾)釣ったとしても、唐揚げや天ぷらなどであっという間に食べ切ってしまうのがワカサギ料理です。もちろん冷凍保存も可能ですが、釣りたての味には全然及びません。
ワカサギは唐揚げや天ぷらで食べるのが王道!
いうまでもなく酒の肴には最高の一品。子供のおやつにも大活躍!あとはマリネにしても良し、目刺しにしても良し、佃煮にしても良し、でどのように料理しても美味しく食べれます。しかも、
ワカサギ料理は包丁いらずで手軽に調理できるのが魅力!
釣って楽しい食べても美味しい、ワカサギ釣りをぜひこの冬にはじめてみませんか!?
ワカサギ釣りといえば冬の風物詩のひとつ。そしてここ数年にわかに脚光を浴びているのが、ドーム船のワカサギ釣りです。 ワカサギ釣りというと、氷上の釣りで「寒い~っ」というイメージを思い浮かべてしまうも多いと思いますが、じつは[…]