【最新釣り情報】相模湾・西湘沖のアカカマスが絶好釣!早めの釣行がおすすめ!

神奈川県西湘のアカカマスが連日好釣です。良い日には30~50尾も珍しくなく、どうやら今年はカマスの当たり年のようです。カマスは足の速い魚だけに、釣れているうちに急いで釣行するのがおすすめです。行くなら、いまでしょ~!?

アカカマスは、船釣りではあまり馴染みのない魚で、実際にアカカマス狙いで出船している船も少ないため船釣りではどちらかというとマイナーな魚です。関東や東海沿岸で釣れるのはおもに「アカカマス」。

カマスというと塩焼きや干物で食べるイメージが強い魚ですが、じつは刺身や焼霜造りは絶品です。鮮度落ちの速い魚だけに、これぞ釣り人の特権ですね!ぜひ一度カマスの刺身や炙りを召し上がっていただきたいものです。

そんな高級魚アカカマスを狙う数少ない船のなかでおすすめが、神奈川県大磯港の恒丸さんです。以前私も一度だけお世話になりましたが、アカカマス釣りに関しては「老舗中の老舗」といっても過言ではありません。

腕利きの船頭によると、釣れるサイズも40センチ近い良型が多いとのことで大型のサバやアジも混じりお土産も十分!都内からのアクセスも良好で、車であれば2時間程度で行ける場所です。ぜひお早めにお出かけください。

相模湾・西湘の海は豊富な漁場に恵まれ、風波の影響も少ない絶好のポイント!大陸棚がある瀬の海でカマスを狙う

神奈川県大磯町から小田原市そして湯河原町にかけて相模湾に面した西湘地域。すでに金目鯛釣りでも触れた通り、西湘エリアの沖合は少し沖に出ると水深300メートル以上の深さに達する「ドン深」な地形になっています。

ところが大磯~二宮の海岸線から5キロ沖合に出ると水深50~100mの大陸棚が張り出しており、瀬の海と呼ばれるポイントとして、豊かな海産物をもたらす好漁場を形成しています。アカカマスのポイントはおもにこの瀬の海周辺となります。

しかも西湘エリアの海は、背後に箱根や丹沢などの山々を控えるため冬場特有の北西の季節風の影響を受けにくく、外房や三浦半島沖が時化(シケ)ても穏やかだったりするため、この時期でも出船回数が多いのが魅力です。安心して釣行計画が立てられるのが嬉しいですね。

アカカマスの釣り方も胴付き仕掛けでコマセを使う釣りではないため、初心者でも比較的簡単に釣りを楽しめます。もっとも青物と同じで日ムラが激しい釣りなので、あとは運次第といったところでしょうか…!?

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タックルと仕掛け

竿は、アカカマスの繊細なアタリを捉えるためイカ専用ロッドで先調子のものがおすすめです。とくに8:2調子か9:1調子で長さは2m前後の短竿が扱いやすいでしょう。イカ専用の竿が無ければアジ釣り用の船竿でも代用は可能です。

リールは、水深200m前後を狙うためPE3~5号が最低でも300m以上巻ける中型の電動リールがおすすめです。また、ごくまれにワラサ等の青物もヒットしたりするので、ある程度パワーのあるものが理想です。

オモリは150号を基本として潮況に合わせて使用します。船長が指示を出してくれると思いますが、なるべく事前に確認して120~180号を最低でも3個ずつ用意しましょう。個人的にはフジワラのスカリーが沈降速度も速く安定した落ち着き方を発揮しているように感じます。

仕掛けは胴付きの3本針で、市販品もありますし船宿でも調達は可能です。ただし深場釣りでも裏ワザを紹介しましたが、チモトに赤いマニュキアを塗って集魚効果を高めると釣果に差がつくと思います。また人によっては夜行玉などを付けている人もいますので色々と試行錯誤してみてください。

 

エサ

大磯港の恒丸さんでは、サバの身エサ(短冊)を支給してくれます。船長曰くイチバン釣れるエサなのだとか。ただし各トピックスでもお伝えしている通り、エサはなるべく数種類用意した方が賢明です。

船のアカカマス釣りの特エサとして最もおすすめなのが、イカの短冊とカツオのはらんぼうです。てかこの二つは、船にせよ陸っぱりにせよ特エサとして釣魚効果は抜群です。

上図の通りアカカマス釣りは3本針の胴付き仕掛けです。ですので、3本のうちの一本にこれ等のエサを付けるだけでも楽しみは倍増!実際常連さんなどは仕掛けも工夫していたり、特エサも用意したり、さまざまな楽しみ方をしています。

ぜひお試しになってはいかがでしょうか!?

釣り方

アカカマス釣りはボトム付近を狙う釣りで、瀬の海の水深150~200m付近がポイントです。船長の合図とともに仕掛けを投入し着底したら、糸フケを取って船長の指示ダナまでリールを巻き上げます。巻上げ時には、なるべく手巻きで巻き上げるのがコツです。

指示ダナまで来たら竿先を軽くあおって誘いをかけます。アカカマス釣りでは置き竿でも釣れないことはないですが、手持ちで釣るのが基本のスタイルです。アカカマスは繊細でモゾモゾしたアタリなどが多いため、アワセを入れることが必要になるからです。

アカカマスは群れで行動する魚のため、一旦釣れ出すと船中でバタバタと釣れ始めます。もし、周りの人たちが釣れているのに自分だけ釣れない場合は、タナが間違っていることが原因と考えられますのですぐにタナを修正しましょう。それでも釣れない場合はエサが取られているケースが多いので、すぐに仕掛けを回収してエサの有無を確認しましょう。

力強く竿先が引き込んだら即アワセを入れます。このとき電動リールは中低速で巻き上げます。決して高速で巻き上げないように。

水面まで浮上したカマスは一気に抜き上げます。アカカマス釣りは短い時合いを逃さず、素早い手返しが重要なので釣り上げた獲物は一旦クーラーボックスに収め、すぐに付けエサをチェンジして仕掛けを再投入します。とにかく、釣れているときにたくさん釣ることがコツです。

アカカマスの締め方

釣り上げたアカカマスはエラの下から延髄にかけて包丁やナイフで一気に切り込みを入れます。カマスは中骨も柔らかいため切り込みを入れるのも簡単に処理できます。

締めたアカカマスは、海水の入ったバッカンやバケツに頭から漬け込んで血抜きします。およそ2~3分で一連の処理は完了すると思います。

血抜きしたアカカマスは、クーラーボックスで氷締めして完了。これだけの作業で新鮮な状態を維持したままアカカマスを持ち帰ることができるのです。

大磯港恒丸へのアクセス

神奈川県大磯港恒丸さんへのアクセスをご案内します。アカカマス釣りの出船時間は6時半です。ですので、遅くても出船30分前の6時には現地に到着したいものです。公共の交通機関だと難しいですが、車であれば都内からでも日帰り可能でアクセスも良好です。

ここでは都内(品川駅)からの車でのアクセスを想定してご紹介いたします。

もっとも土日祝日の西湘・湘南エリアは時期によっては相当渋滞しますので、予め釣行当日の道路状況などをご判断の上ルート選択してください。

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