【最新釣り情報】福島~茨城県沖のアカムツが好釣!出船回数の少ない冬場にワンチャン期待

いまや中深場釣りのターゲットとして人気のあるアカムツ。アカムツは「ノドクロ」とも呼ばれ、超のつくほど高級魚で「海の宝石」とか「幻の魚」とも称されます。アカムツ釣りはまさにトレジャーハンティング!

そんなアカムツが日並み次第ではツ抜け(10尾以上)達成と好調に釣れているのが、福島県小名浜港や茨城県波崎港の各港の船です。もともと同地域の沖合は大陸棚の影響で良い根に恵まれ、アカムツの好漁場を形成しています。このため港から比較的近い場所で狙うことができるのです。

ただし福島県から茨城県にかけての太平洋岸は北寄りの季節風に弱いため、冬場は時化の日も多く出船日数が限られるのが難点。そのぶん出船さえできれば、きっと満足のいく釣果が得られるでしょう。

アカムツは周年釣れる魚ですが、冬場から春にかけては脂が乗っており最も美味しい季節です。刺身はもちろん焼霜造りや塩焼き、しゃぶしゃぶなど絶品です。実際、私自身もいままで食べた魚の中で確実にベスト3に入るほど。

ぜひ、バレンタインデーのお返しとして「ルビー色の海の宝石」をGETして、奥様や彼女へのホワイトデーのプレゼントに差し上げたらいかがでしょうか!?笑

福島県~茨城県沖はアカムツの好漁場。中深場で狙うアカムツ釣りは初心者でも手軽に楽しめる!

茨城県神栖町の波崎港から福島県いわき市の小名浜港にかけての各港は、関東でも屈指のアカムツ釣りで有名な船が軒を連ねています。以前はマダラ釣りの好場所として足繁く通っていましたが、最近ではアカムツを筆頭にメヌケやアブラボウズ、またヤリイカや青物などターゲットも多彩です。

このため茨城県波崎港の沖合には犬吠埼沖、そして福島県小名浜港の沖合には塩屋崎沖と豊富な漁場を有し、年間を通して釣り人が絶えません。

現地へのアクセスについては後ほど解説しますが、都内からは車で3時間程度とやや遠いものの日帰りでも十分行ける距離です。また高速バスや電車での釣行も出来るのが魅力です。この場合は一泊二日で予定を立てることがマストとなります。

とくにアカムツ釣りの場合、出船時間が4時~5時と早いため車での釣行はどうしても深夜出発となると思います。時間には余裕を持ってくれぐれも安全運転にはご留意ください。また現地に早めに到着して、駐車場で仮眠をとるという方法も鉄板ですかね!?笑

今回ご紹介する船はいずれもレンタルタックルが常備されています。初心者でも防寒ウェアとクーラーボックス一つあれば安心して釣りを楽しめますよ!ご予約の際に、かならず事前に確認の上釣行しましょう。

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タックルと仕掛け

竿は150~200号の錘負荷があるロッドで、6:4か7:3胴調子の中深場用の竿がおすすめです。アカムツのアタリを見逃さず、食い込みを良くするために穂先が柔らかめのものを選択しましょう。手持ちがない場合は青物用の竿でも代用は可能です。

リールは、水深200m前後を狙うためPE2~4号を最低でも400m以上巻ける中型の電動リールがおすすめです。また、アカムツ釣りの場合正確なタナとりがとても重要になるため、ラインは10m毎にマーカーが入っているものがベストです。

オモリの号数は潮の速さに応じて変わります。かならず事前に船長に確認しておきましょう。基本的には船長の指示に従い、150~250号のオモリを各2~3個用意しておくと安心です。個人的にはフジワラのスカリーの赤色がおすすめです。

仕掛けは胴付きの2~3本針が基本です。市販の物でも船宿で調達してもどちらでも構いません。もちろん自信がある方は自分で作成してもOK!

またアカムツにアピールするためのチモトやハリ先の装飾は、派手過ぎてもサメなどのエサ盗りにやられてしまうリスクもあるためケースバイケースで対応するのが良いです。タコベイトも半分にカットしたり、フロートパイプも短めに付けたり…etc.

なお水中ランプは使用できない船もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

エサ

茨城~福島エリアでは、基本となるエサはホタルイカです。またサバやカツオの身エサ(短冊)やイカの短冊も使用します。アカムツ釣りをより一層楽しみたいのであれば、最低でも3種類は用意しておくことをおすすめします。

ホタルイカは丸ごと一匹を縫い刺しします。仕掛けは3本針ですので、上バリから下バリまでそれぞれエサや仕掛けのバリエーションを変えると良いでしょう。先ずは一尾釣るために試行錯誤して、釣れたハリのエサ&仕掛けにフォーカスしていくのが鉄則です。

食いが渋いときは、ホタルイカの内蔵とゲソだけ付けたりサバの短冊やイカの短冊をミックス掛けしたりすると有効です。またサバやイカの短冊などは幅1センチ程度に細くカットして付けるのがコツです。

釣り方

仕掛けを投入しオモリが着底したら、まず底ダチをとってリールを巻いて糸フケを取ります。リールを手巻きで5~10m前後巻き上げたら再びゆっくりオモリを落とし込み底を取り直します。アカムツのタナは底からだいたい10メートル前後まで。活性の高いときは中層でも釣れますが基本は底層です。

アカムツ釣りはテクニカル的な誘い等も必要ですが、まずは釣れるタナを探るのが第一歩です。底から巻上げ、落とし込みを繰り返し1メートル位の一定間隔で置き竿にして自然体で待つほうが釣れる場合も多いので、ぜひ試してみてください。

アカムツのアタリは比較的明確です。初めは小刻みなアタリの後に、ゴツゴツと竿先を叩く明確な反応が現れます。ちょうどキンメのアタリに似ているかも知れません。ここで竿先を立て軽くアワセを入れます。ただしキンメの場合とは異なり追い食いを待つのはNGです。

ここでリールを中低速で巻き上げます。海面に浮上するまでドキドキ・ワクワク!はやる気持ちを抑えて慎重に巻き上げます。見事浮上した魚が本命であれば、小さい個体でもかならず玉網(タモ)で丁寧にすくいましょう。何といっても貴重な「海の宝石」ですからね!

アカムツの締め方

とても無粋な言い方かもしれませんが、アカムツほどの高級魚にもなると神経締めとか血抜きとかしなくてもメチャ✕2美味しいです。てか、私自身神経締めなどしたことないのですが…。とはいえ貴重な「海の宝石」なので、最低でも血抜きはした方が良いかもしれませんね!?

むしろ、血抜きや締めたあとの保管法の方が大事だと思います。アカムツを「塩氷」の入ったギンギンに冷えたクーラーボックスのなかに入れて持ち帰りましょう。塩氷は乗船料込みで無償で提供されていますので、遠慮なく自分のクーラーボックスに詰め込んでください。

帰路が遠い場合は、アカムツ本体はなるべくビニールなどに包んで塩氷に触れないように保管するのがベストです。

それでは、今年の冬はルビー色の「海の宝石」をGETして思い切り寒さを吹き飛ばしてください!

おすすめの船宿

いまアカムツが釣れる、もっともホットな船宿をご紹介します。かならず事前にご予約をお願いいたします。

福島県小名浜港
辰紀丸   ☎090–3122-5577
第八光勝丸 ☎090-2600-5664

茨城県波崎港
仁徳丸   ☎090-3345-3651

浜茄子丸  ☎0479-44-4627

アクセス

福島県・小名浜港

福島県小名浜港へのアクセスは、JR常磐線の特急「ひたち号」もしくは高速バスを利用して行くことが可能です。ただし高速バスは現在運休中のようです。JR常磐線の最寄り駅は「泉駅」で東京駅からの所要時間も2時間7分と案外近いですね。

詳細はこちらをご覧ください。

車でのアクセスは以下の通りです。土日祝日などその時々の状況でルート選択ください。

ここでは都内(東京駅)からの車でのアクセスを想定してご紹介いたします。

茨城県・波崎港

茨城県波崎港へのアクセスは、JR総武線および成田線「銚子駅」下車、または東京駅から高速バスで「銚子駅」下車です。銚子駅からは事前に予約時に伝えれば送迎サービスがあるようです。送迎サービスがあるのはとてもありがたいですよね!

車でのアクセスは以下の通りです。土日祝日などその時々の状況でルート選択ください。

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