イシナギ釣り徹底攻略法!近海のモンスターを狙うチャンス!イシナギの釣り方や仕掛けを解説!

超大物釣りシーズンいよいよ開幕!

各地でもネット等で取り上げられるほどのメガ・ギガ級の巨大魚が続々と見参しているようです。その代表格ともいえるクエ(モロコ)については前回取り上げましたが、今回はさらなる巨魚であり「近海のモンスター」の異名を持つイシナギについてご紹介します。

イシナギは、クエ以上に個体数も少ない故に専門に狙う船も少なく、関東沿岸では釣り場も限定されるため、釣り物としては大変希少性が高いといえます。しかも釣れる時期も短く、

5月から7月がベストシーズン!

つまり、今こそイシナギを狙う絶好のチャンスなのです。すでに大物用タックルを持っている方はもちろん深場釣り用タックルでもチャレンジは可能。もちろん、初心者や入門者でもタックルさえ用意すれば、クエよりも高確率で釣れる魚です。

「いつ・どこで・どのように釣ったらイイの!?」

そこでイシナギを最短距離で釣るために、関東地方を中心に地域別の釣り方や仕掛け、釣況やおすすめの釣り船など、基本的な攻略法を解説します。

イシナギについて

イシナギは漢字で「石投」と表記し、オオクチ(大口)イシナギとコクチ(小口)イシナギの2種類があります。北海道から九州にかけての日本全国に棲息し、日本で釣れる魚種はオオクチイシナギとなります。

最大で体長2m、重量200kgまで成長する巨大魚で、通常は水深400~500メートルの深場に棲息していますが、5月から7月にかけての産卵期には水深50~150メートルの浅場まで移動するため、この時期が船釣りのターゲットとして狙える絶好期です。

イシナギは流通量も少なく、豊洲市場ではキロ当たり3,000円前後で取引されています。文字通りの高級魚。じつは、昨年ZOZOTOWN創業者で「お金配りおじさん」こと前澤友作さんが38キロの大型イシナギを釣って一躍脚光を浴びた魚でもあるのです。

イシナギ釣りのピークを迎えたとはいえ、日本全国広しといえど、イシナギを狙う船は少ないのが実情です。関東や東海沿岸でも狙える場所・釣り船は限定されています。しかしながら、

モンスターハンターにとっては年に一回の大チャンス!!たたでさえ顔を拝むことの機会が滅多に無いイシナギを仕留めるには、いまこそ釣行するしかありません!

じつは、個人的にこれまで5~6回釣行しているにもかかわらず未だ型見ずで、釣り上げたことのない魚種の一つです。だからこそ、今年こそゼッタイに釣りたいターゲットです。なので、

6月か7月にはリベンジ釣行を敢行する予定です!

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イシナギ釣りのシーズン展望

首都圏から日帰りで行けて巨大魚イシナギを狙えるエリアは特定され、また時期も限られイシナギ専門で出船している船は非常に少ないのが特徴です。そこで今回は、関東から東海地方までを対象にご紹介いたします。

船宿によっては仕立て(チャーター)のみの船もありますが、便乗させてもらえる場合もあるので事前に確認しておくことをおすすめします。

おもなエリアは、関東地方では茨城県日立沖、千葉県外房勝浦沖、神奈川県城ヶ島沖、静岡県御前崎沖そして愛知県知多半島沖とごくわずか。しかも各エリアごとにイシナギを専門に狙う船は少ないので、今年こそイシナギを釣りたいという方は、以下の釣りカレンダーをご参考ください。

5月現在、千葉県外房勝浦沖や神奈川県城ヶ島沖が好釣モード!都心からも2時間程度で行けるエリアですのでお早めのご予約がおすすめです。

ここでは現況と例年のデータを踏まえ、関東から東海にかけてのイシナギ釣りの傾向と対策をサマリーしてみましたので、少しでも参考になれば幸いです。

イシナギ釣りは活きエサ釣りから

イシナギ釣りは活きエサを釣ることからスタートします。出船後に先ず本命イシナギを釣るための付けエサを確保するため、活きエサ釣りから始めるのです。イシナギ釣りにおいて活きエサの多寡が釣果を左右するといっても過言ではありません。

活きエサはスルメイカやヤリイカが主流!

ヤリイカの方が食いが良いと言われていますが、スルメイカでも大差は無いように思います。よく考えてみると、ずいぶん贅沢な釣りですよね!?一部の船ではアジ釣りの端物としてイシナギ狙いで出船して、活きアジの泳がせ釣りを行なう船もありますが、ほぼ全国的にスルメイカやヤリイカを付けエサとして使用しています。

活きエサは最低でも3~4杯は確保しておきたい!

とはいえ、活きエサがまったく釣れないというリスクも発生します。活きエサ釣りばかりに時間を掛けていたら、肝心の本命イシナギ釣りの時間がロスしてしまいます。活きエサ釣りの時間はせいぜい1時間くらいがタイムリミット!このため、

かならず「保険」として冷蔵・冷凍のスルメイカかヤリイカを持参しましょう!この場合、スーパーや鮮魚店で販売されている鮮度の高いものを購入することが大事です。なるべく透明感のあるものが選ぶと良いでしょう。

■活きエサ釣り用タックル・仕掛け

活きエサとなるターゲットはスルメイカやヤリイカです。つまり、ガチのイカ釣り用タックルが必要になります。船宿でのレンタルもありますが、今後クエやマグロなどの巨大魚を狙いたいという貴兄にはぜひ活きエサ釣り用のタックルを購入することを推奨します。

竿は1.5~1.8メートルの短尺でオモリ負荷100~150号のものがおすすめ。なるべく短めの竿の方が手返しも速い上に取り回しもしやすいため、短時間勝負の活きエサ釣りには最適です。

短時間でとにかく数をたくさん釣るのが活きエサ釣りのポイント!

イカの仕掛けはブランコよりも直結や直ブラの方が手返しも速くできるためおすすめです。

■イシナギ釣りのタックル・仕掛け

活きエサ釣りも準備万端。いよいよ本命イシナギ釣りの開始です!イシナギ釣りのタックルと仕掛けは基本的にクエ(モロコ)釣り用のタックルとほぼ同じです。すでに「クエ(モロコ)釣り徹底攻略法」でもお伝えしている通り、

巨大魚釣りにはウインチ釣法とスタンディング釣法があります。

ウインチ釣法は、竿をキーパーに据え置いた状態で竿とリールの剛性を活かしてゴリゴリと巻き上げる釣りです。一方スタンディング釣法は、竿を手に持った状態でポンピング等しながら魚とやりとりする釣り方です。

決してどちらの釣り方が良いという優劣はありません。竿とリールのスペックが十分でパワーに自信がない方はウインチ推奨ですし、ライトタックルでポンピング等で巨魚を捻じ伏せたいという若さ溢れる血気盛んな方にはスタンディングファイトがおすすめです!

ことにイシナギ釣りに限っていえば、骨太で大物用のタックルを使用するよりも夏場のキハダやカツオ狙いやカンパチ・ヒラマサの泳がせ釣り用タックルで、スタンディングで狙う方が多いようです。一つのタックルで色々な釣りを楽しめるので効率が良いですね。

仕掛けは下図の通り。付けエサは活きたスルメイカやヤリイカを使用するので、孫バリと親バリの2本針仕掛けがおすすめです。とくに弱りかけているものや冷凍イカの場合は2本針の方が効果的のような気がします。

イシナギは大きな口を開けて一気にエサを捕食する習性があるため、付けエサのサイズが小さかったり船宿によっては1本針を推奨する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

エリア別イシナギの釣り方・攻め方

ここでは関東と東海地方でも数少ないイシナギ釣りのフィールドにおける釣況や動向、おすすめの釣り船や釣り方などを解説します。先述した通りイシナギを専門に狙う遊漁船は非常に少なく、各エリア毎に1~2隻しかありません。

今年こそイシナギを釣りたいとか巨大魚を狙いたい!というモンスターハンターの方にとっては釣り期の限られたなかで、天気予報と睨み合いながらなるべく早めの釣行をおすすめします。

竿やリールといったタックルはほぼ全エリア共通ですが、地域・釣り場や船によって釣り方や仕掛けは異なる場合もあります。

イシナギを専門に狙う船はベテランの腕利き船長ばかり。実際にこれまで現地の船長にヒヤリングした内容を踏まえて、各地のイシナギ釣りのポイントを解説します。

■茨城県日立沖

①傾向と対策

茨城県北部の日立沖は同県唯一のイシナギ釣りの好ポイント。都内から約2時間半とやや遠いものの、年間を通してアカムツやオキメバル、ヒラメやメヌケといった高級魚の好漁場を形成しており、多くの船釣り師が通う場所です。

ここ日立沖におけるイシナギの釣り期は関東エリアのなかでは最も遅く6月後半頃から8月にかけて。ですので、イシナギを釣るチャンスを逸してしまったという方にはおすすめ。

アベレージサイズは10~15キロ前後と小ぶりながら、そのぶん釣れる確率は高く数が期待できるのが魅力です。

仕掛けは通常のイシナギ仕掛けよりもひと回り細仕掛けでOK!

オモリは100~150号、先糸(リーダー)30号にハリスは15~20号。付けエサはイカを使用するため、孫針カンパチ8~10号、親針キハダ用18~20号の2本針仕掛けがおすすめ。

5月現在、まだイシナギ釣りに出船していないようですが6月以降は要チェック!

とにかくイシナギの型を拝みたい!という方にはおすすめのポイントです。

➁釣り方&攻略法

ポイントは港から航程約1時間ほどの日立沖水深80メートル前後

仕掛けを投入しオモリが着底したらすぐに糸フケを取って2~3メートル巻き上げ、竿をキーパーに置いてアタリを待ちます。魚の活性が高いときはさらに上層を狙う場合もあるようです。起伏の激しい岩礁帯を攻めるため、絶えず竿先を注視しながら底から2~3メートルの位置に付けエサが漂うよう注意しましょう。

イシナギのアタリは千差万別です。前アタリが小さい場合もあれば一気に竿先が海面に突っ込む場合もありますが、早アワセは禁物。竿先が大きく引き込まれた段階でアワセを入れるのがポイントです。

イシナギは水圧に強いため水面近くまで激しく暴れるのが特徴。数を釣るためには、イシナギを釣った後にかならずハリスにキズが付いていないか確認しておくことが肝心です。

③茨城県日立沖でおすすめのイシナギ船

茨城県日立市久慈港の「モンロー号」さんは、この時期イシナギを狙える貴重な船宿。今季はまだ実績はないものの、これから夏場にかけて期待大です。お出かけの際は、釣り方や仕掛けなど詳細は事前にチェックしておきましょう!

モンロー号   茨城日立久慈港

■千葉県外房勝浦沖

①傾向と対策

千葉県外房勝浦沖は、関東のイシナギ釣り発祥の地といっても過言ではありません。都内からも2時間程度とアクセスも良く、マダイやカンパチ・ヒラマサなどの大物が釣れるポイントとしても有名です。

勝浦沖のイシナギ大爆釣中!!

イシナギ釣りの盛期は例年5月から7月にかけて。今年も5月中旬から連日のように20キロオーバーの大型が釣れ続いているようです。

外房勝浦沖のイシナギは何といっても一発大物狙いの魅力が満載!

過去には80~100キロオーバーといった超大物の実績もあり、日本全国の中でも屈指のイシナギの好釣り場です。ちなみに私自身もこれまで5~6回は通っている場所です。

仕掛けは上図の基本仕掛けが定番!

活きエサ釣りはヤリイカがメインで、良い日には一人5~6杯は釣れるとのこと。仕掛けは直結が有利です。今後はスルメイカにシフトする模様ですが、先ずは活きエサをなるべく多く確保することが釣果アップの秘訣です。

現在絶好釣中!ここ勝浦沖はひとたびイシナギが釣れ始めるとバタバタと荒食いが続くので、なるべく早めの釣行がおすすめです。

➁釣り方&攻略法

千葉外房勝浦沖のイシナギ釣りの出船時間は早朝4時半。30分ほどで活きエサ釣りのポイントに到着します。勝浦沖に限らず、

イシナギ釣りの時合は朝マヅメ~9時頃!

出来るだけ短時間勝負でたくさんイカを釣り上げたいところですが、日並み次第ではまったく釣れない場合もあるため、かならず保険としての冷凍イカ(鮮度の良いもの)を持参しましょう。

ポイントは勝浦沖の60~80メートルダチを狙います。使用するオモリは250号で、オモリが着底したら3~4メートル巻上げて待ちます。外道に大ヒラメやメダイ、サメなどさまざまです。

勝浦沖では海底の起伏が激しいためこまめに底ダチをとり、イシナギにエサをアピールすることが大事です。

イシナギのアタリは、初めはコンコンと小さく2回目の引き込みで竿を立ててアワセを入れます。早アワセはバラシの原因ともなるので厳禁です。

③千葉県外房勝浦沖でおすすめのイシナギ船

千葉県外房川津港にある「基吉丸」さんはイシナギ釣りのパイオニア。船長はまさにイシナギの生き字引的な存在です。船宿ではイシナギ専用の仕掛けも販売しています。いま現在最も釣れている場所ですので、お早めの釣行を!なお、詳細は船宿にご確認ください。

基吉丸   外房勝浦川津港

■神奈川県三浦城ヶ島沖

①傾向と対策

神奈川県三浦半島の突端にある城ヶ島沖のイシナギ釣りも最近人気が急上昇中!都内からのアクセスも良く、乗っ込みのマダイやヤリイカ・マルイカに夏場のキハダ・ワラサなど釣れる魚種も多彩で、一年中多くのアングラーで賑わいます。

城ヶ島沖のイシナギ釣りは4月から6月中旬までと早いのが特徴!

城ヶ島沖のイシナギも型が大きいのが魅力!20キロ前後がアベレージサイズですが、時には50キロオーバーのジャンボサイズも顔を見せ、すでに今年も良型のイシナギが何本も上がっているようです。

イシナギ専門で狙う乗合船はなく、仕立て(チャーター)船かアジ釣りの端物狙いで狙う船の2船のみ。個人の場合は仕立て船に便乗することも可能なようなので詳細は船宿にご確認ください。

タックルと仕掛けは上図の基本のものでOK!ただしアジの端物狙いで泳がせ釣りをする場合は一本針になりますのでご注意ください。

➁釣り方&攻略法

ここ城ヶ島沖も、まずは活きエサとなるイカ釣りからスタートです。日並みによってはスルメイカやヤリイカ釣りのポイントが剣崎沖から洲崎沖にかけてと広範囲のため、本命のイシナギ釣りが8時過ぎになることもしばしば。

城ヶ島沖のポイントは80~120メートルとやや深場。

仕掛けは、オモリ150~200号でハリス60号、ハリは孫針石鯛16号・親針クエ35号と太仕掛けが一般的です。

一方アジ釣りの端物のイシナギ釣りの場合、クエ釣りとほぼ同じタックルでOK!

まずアジ釣りを江ノ島沖から始めて徐々に南下しながら活きエサを確保し、後半に城ヶ島沖で活きアジの泳がせ釣りでイシナギを狙うのが基本的なコースとなります。

実際、私自身アジの泳がせでイシナギを狙ったことがないので、詳細は船宿にお問合せください。

③三浦半島城ヶ島沖でおすすめのイシナギ船

三浦半島の先端城ヶ島の付け根にある宮川港の「二宮丸」さんはこの時期イシナギ専門の仕立船を出しています。単独釣行の場合は仕立てに便乗することも(日によっては)可能ですので要確認です。なお同船ではイシナギのキープは一人一尾までとなっていますのでご注意ください。

また、逗子市の小坪港にある「洋征丸」さんはコマセでアジやマダイを釣った後にイシナギを狙う貴重な乗合船です。一発大物イシナギ狙いの他にお土産を確保したいという欲張りな方にはおすすめです。

二宮丸  三浦宮川港(仕立)
洋征丸  逗子小坪港(端物)

■静岡県御前崎沖金洲

①傾向と対策

静岡県御前崎沖の南方36キロ地点に位置する金洲は、水深60メートル前後の浅瀬を形成しており、カンパチ・ヒラマサ・カツオといった青物やシマアジ・ウメイロなどの高級魚、パラソル級と呼ばれる大型のヤリイカなどが釣れる日本でも有数の好漁場です。

金洲ではイシナギ釣りはマイナーでイシナギを専門に狙う船はありませんが、顧客からのリクエストに応えて出船しており、最近ではジギングでイシナギ釣りを楽しむ方もいるようです。

金洲でのイシナギの釣り期は6月から7月の2ヶ月間!

ことイシナギ釣りに関しては、まず活きエサとなるイカを釣ってからイシナギやカンパチなどの大物を泳がせ釣りで狙う釣り方で、銭洲などの遠征船と同じスタイルだといっても良いでしょう。

イシナギのアベレージサイズは20キロ前後。タックルと仕掛けは基本タックルまたはワンサイズ下の泳がせ釣り用のタックルでもOKです!

金洲は豊富な魚種に加え魚影も濃いため、イシナギだけでなくカンパチやヒラマサなど色々な魚を思う存分釣りたい方にとくにおすすめの釣り場です。

➁釣り方&攻略法

ポイントとなる金洲までおよそ航程1時間半。まずは活きエサ釣りから開始です。ヤリやスルメのイカ類がメインですが、サバやムロアジなども好エサとなります。エサがある程度確保できたら、いよいよ本命釣りへ。

金洲でのイシナギ釣りは水深80~150メートルと幅広いレンジを狙うのが特徴。

釣れる魚種もさまざまで、基本タックルよりワンランク細仕掛けでも対応可能。オモリ150~250号、リーダー50号、ハリス30~40号に、ハリはMOかGTの25~30号がおすすめです。

カンパチやヒラマサなどの青物狙いはリールのドラグ調整が必要ですが、イシナギやモロコの場合は、ドラグはガチガチに締め込んで道糸が出ないようにしておくのがポイントです!

大物パラダイスの金洲はこれから絶好のシーズンを迎えます!

③御前崎金洲でおすすめのイシナギ船

静岡県御前崎港の「増福丸」さんと地頭方港の「第八昭福丸」さんは、金洲のイシナギ釣りに出船する数少ない船です。詳細は各船宿にご確認ください。

増福丸   静岡御前崎港
第八昭福丸 静岡地頭方港

■愛知県知多半島豊浜沖

①傾向と対策

愛知県知多半島の先端にある豊浜港沖は、ワラサやカンパチといった青物から浅場のアマダイ、深場のアカムツまで豊富な魚種が釣れる愛知県でも屈指の漁場です。5~6月の盛期になるとイシナギ釣りも仕立て(チャーター)船のみで出船しています。

知多半島というと、正直言って釣りはおろか中部国際空港(セントレア)しか行ったことがないのですが、さらに先端へ行くと東海圏でも有数の漁場があることに驚いています。愛知県はもとより岐阜県とか静岡県西部の大物釣り師にとっては貴重な釣り場と思いご紹介した次第です。

知多半島豊浜沖のイシナギの釣り期は5~6月。ちなみに30キロオーバーのクエも釣れたりします!

仕立船のみなのでグループ(4~5人)での釣行は必須!出船時間は早朝4時半から5時と早めの時間設定です。

➁釣り方&攻略法

知多半島豊浜港を出港すること約1時間半。イシナギのポイントは水深100~150メートルと深場狙いのため、電動リールの方が断然有利です。

付けエサはアジかサバが基本。まず初めに水深100m前後のポイントでコマセを使用したサビキ釣りでアジやサバを釣ります。

本命のタックル&仕掛けは基本のものでOK!活きエサはアジやサバなので1本針仕様です。釣り方はこれまでご紹介した内容とほぼ変わりません。

外道にはブリやカンパチなどの大物が掛かったりするので気は抜けませんね!?

③知多半島豊浜沖でおすすめのイシナギ船

知多半島先端にある豊浜港の「大進丸」さんは、伊勢湾の豊かな漁場を活かしてさまざまな魚種の釣りが楽しめる船です。なおイシナギ釣りについては仕立てのみの出船ですので、詳細は直接船宿にご確認ください。

大進丸  知多半島豊浜港

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